知床峠マニュアル
標高738mにある知床峠はちょうど雲がかかる高さにあり、下が晴れていても峠が近づくと雲の中に入り視界が悪くなることが多い。常に風が強く夏でも気温が低いことが多いので服装には気を付けたい。峠から見る羅臼岳は圧倒的な迫力で迫り見るものを圧倒するが、羅臼岳を見られる機会はひじょうに少ない。私は9回ぐらい知床峠を訪れているが羅臼岳の頂上を見たのは1回だけ。それもたったの15分ぐらいである。羅臼岳の頂上を見た人は大変ラッキーな人である。
知床峠から羅臼への下りで、道路のコーナーが水で(多分海水)濡れている場合いがあるので気を付けたい。これは、ウトロで上がった魚を生簀の水槽に積んで峠を越える時、コーナーで水槽の水が遠心力で溢れ道路を濡らすものと思われる。