▼洞窟風呂の松川温泉松楓荘
八幡平温泉郷入口の信号を右折、松川温泉に向かう。今日は松川温泉の中で一番手前に在る松楓荘に久しぶりに立ち寄る事にした。三つ有る松川温泉は、どれも硫黄の匂いがきつい白い温泉なのだが、中でも松風荘のお湯は特に匂いがきつくタオルは勿論下着も暫らく硫黄の匂いが取れないから、私はいつもそれなりの物を用意して松楓荘に行く事にしている。
八幡平樹海ラインに向かう道から左に砂利道を下りて行くと松楓荘はあるのだが、暫らく来ないうちに下って行く道は広くなっているし建物前の駐車場も数倍広くなっていた。玄関も新しくなっているようで、以前来た時の湯治宿と言う印象とは少し変わっていた。しかし、玄関の中に入るとそんなには変わっておらず、昔の印象に近かった。

洞窟風呂へは吊橋を渡って行きます。
 そして渡り廊下を通って行くと・・・。

川沿いに洞窟風呂は在る。
 脱衣室は無し。

結構揺れる吊橋。
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日帰り入浴料500円を支払うと、おばさんが我々にアイスクリーム券1枚を各人にくれる。松楓荘では入浴すると100円相当のアイスクリームがサービスされるようである。
湯上がりにアイスを食べるのがお約束となっている私は、このサービスは大変有り難いのだが、何故清涼飲料ではなくアイスクリームなのだろう。普通は清涼飲料じゃないのかな?
我々は今回松楓荘の洞窟風呂を目当てに来ていて、建物を出て吊橋で沢を渡り洞窟風呂に向かう。洞窟風呂に着くと若者がちょうど出たところで、洞窟風呂は我々の貸切状態になった。
洞窟風呂には脱いだ服を入れる棚が壁際に有るだけで、特に脱衣所は無く我々はその辺で脱ぎ始める。
この温泉、沢沿いの岩を掘って湯船が造られていて、湯船の脇の湯口から温泉が湯船に流れ込んでいる。
その温泉の温度が半端じゃなく熱く(多分90℃以上)、流れ込んでいる所に近づくと飛び上がる程熱かった。
その為温度調整用の水がホースで湯船に注がれていて、反対にその部分は飛び上がる程冷たかった。
水と温泉の間に入ると、体の片側は熱く片側は冷たい状態になり、まるで宇宙空間で太陽に照らされた様になってしまうのだ。この状態は結構辛いものが有る。
洞窟風呂全体的には熱くもなく、温くもない温度になっているので問題は無いのだが、噴出口に近づく時には充分な注意が必要ですので、皆さん恐る恐る近づいて下さい。
温泉で疲れを取った我々は、吊橋を渡って玄関横の売店に行きアイスクリーム券とアイスを交換した後、再び吊橋に戻って熱った体をクールダウンする。
温泉に入る前、午前中の走りで疲労が溜まっていた緑レンジャーは、
「温泉に入ると疲れるので入るのよそうかな?」
等と言っていたのだが、私や銀レンジャーから温泉に入って体が軽くなる事は有っても疲れが増す事はないからと勧められ温泉に入る事となった。
温泉に入った結果、緑レンジャーの走りがどうなったかはもう少し後でお話いたしますが、温泉に入る前は青白い顔をしていた緑レンジャーは、今血色の良い顔で煙草を吸っている。
温泉に入ってリフレッシュした我々が外に出ると、玄関先で餅つきが始まり搗きたての餅をお客さんに振る舞っている。松楓荘さんは、先ほどのアイスクリーム券といい、色々なアイデアでお客さんを楽しませている様である。
松川温泉松楓荘を発った我々は、砂利道でタイヤに付着した土をローリングして落し、八幡平樹海ラインに向かう。
そして峡雲荘前を右折し樹海ラインが始まった。今日の樹海ラインは車も少なく走り易そうだ。私が最後尾に下がり赤・緑・銀・桃・黄の順で見返り峠下のパーキングを目指す。
▼復活の緑レンジャー
ペースが上がると次第に排気量の小さい桃レンジャーのFZR400RRSPが遅れ始め、前三台と後二台のグループに別れて八幡平樹海ラインを登って行く。前のグループの状況は後で聞いた話なのだが、皆さん北海道帰りの切れた走りで樹海ラインを走り切った模様である。
赤レンジャーはここではいつも後続をブッチして走るのだが、今回赤レンジャーの後ろを緑レンジャーがピタリとマークしていた模様で、峠まで二台のランデブー走行は続いたようだ。何と緑レンジャーは温泉に入って復活しちゃった模様で、樹海ラインで会心の走りを披露してしまったようである。
緑レンジャーは、赤レンジャーに離されずに走れ事が本当に嬉しかったようで、満面の笑みで楽しそうに話をしていた。しかし、温泉の効能もそこまでで、会心の走りに満足してしまった緑レンジャーのモチベーションは一気に下がり、それ以降は桃レンジャーと共に走る事になった。
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