第六日目 9月25日(火)    フェリー ⇒ 秋田港フェリーターミナル ⇒ moto works Hirata

 最終日の朝も年寄りが早く起き、M氏そして最後にK氏のいつものパターンで起きる。さすがに北海道の疲れが出たのか皆さん寝起きが悪い。秋田にはAM8:00頃の到着予定であったがAM7:10過ぎには着替えて下船を待つ。若者はいくら寝ても満足ということは無いようでさかんに欠伸を繰り返す。
















 この最北端のGSからもらったお守り?の御利益は薄かった?



 PM7:40には甲板に下りて下船の準備するが、降りるのは車の後である。









 このフェリーではバイクに積んだ荷物は全部降ろさなければいけないが、降ろした荷物を載せる網棚が有って船室で必要のない物は置いていける。しかしヘルメットなどは船が揺れて落ちない様にあご紐を利用して固定した方が良いと思う。我々は揺れてもぶつからない所に逆さまにぶら下げたが、この方法は我々が初めてのようで、普通は上に載せて網を通して下で結ぶそうだがその方法はやりずらい。





  AM8:00前、秋田に降り立った我々は直ぐにmoto works Hirataに向かう。去年は渋滞にはまって苦労したため今年は裏道を使って土崎の町を抜けだしAM8:30前に店に到着して、FUNKY IN 北海道 Part 18 は数々のエピソードを残して終了したのである。

今回初参加のR6の前で帰還の記念写真を撮る。今回ほどこの写真をここで撮れる事のありがたさを感じた事はない.。トリップメーターが今回の全走行距離が1,728kmであった事を示す。予定より260km程少ない距離であった。

















  今回の北海道はアクシデントなどで予定通りには行かなかったが、その反面貴重な経験もしたし勉強もさせてもらった。服装や装備の大切さも思い知ったし、21年の歴史を持つFUNKYの中で培ってきた経験も全てではない事も知った。慢心する事無くいつも謙虚な気持ちでバイクに対することが大切で、それが安全にバイクを楽しむことにつながる事を勉強した北海道であった。

 今回は北海道の日程を秋分の日の連休を利用した日程にしたが、いつもの敬老の日を利用した日程より車・観光客が多く道路が混雑していた。FUNKYの北海道を走るという目的からすれば、敬老の日を中心にした日程を組んだ方が良いように思う。

 来年また北海道に行けるかどうかは分からないか、FUNKYのとって北海道は永遠の大地であることに違いない。



                                                            OWARI




 M氏のYZF750SPのアクシデントで負ったダメージを修理していた時、M氏と共に最近へたってきたリヤホィールのゴムダンパーを点検しようとリヤホィールを回すとホィールが振れることに気が付く。これはどうした事かと点検してみると大変なことを発見してしまう。リヤブレーキ側のホィールベアリングがガタガタなのである。アクスルシャフトを抜くとベアリングのボールがポロポロと落ちてきた。

 マルケジーニのホィールベアリングにはオイルシールが付いておらずシールベアリングが使用されているだけなので、走行中に水が徐々に入り中のグリースが切れてベアリングが損傷したものと考えられる。このホィールは10,000km以上走行しているが、マルケジーニホィールを使用している人は常にリヤホィールのガタに注意した方が良く、ホィールベアリングは消耗品と考えるべきである。

 K氏が幌加温泉でリヤホィールの回転が重いと感じた時既にベアリングが損傷していたと思われ、またM氏が北海道の後半でリヤブレーキの効きがおかしいと訴えていたのもこれが原因であったのである。この状態で高速走行をしていたわけだが、ドライブチェーン側のベアリングには問題無くしかもベアリングがダブルで入っていたため回転している時は普通に走れたものと考えられる。しかし、リヤブレーキを掛けてホィール右側にトルクが掛かるとホィールが捩れて異常を感じたのだと思う。いずれにしても北海道で走行不能にならなかったのは幸運であったと考えるべきであろう。

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