9月16日(火) 6日目 フェリー⇒秋田港⇒Moto Works HIRATA | |||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() ロビーに行ってテレビを観たり缶コーヒー等を飲んで時間を過ごす。暫くしてM氏、それに遅れてK氏が起きて来る。K氏はまだ完全に起きていない状態であったが、何やら見た事が無い物を手に持ってやって来た。 Caffe Latteなるその飲み物は、森永から出ているコーヒー飲料で缶コーヒーと比べると少々高い150円?で売られていた。K氏によると結構美味いと言うことで早速買ってくる。新しい物を見てしまうと飲まずにはいられない悪い癖が出てしまったのだが、缶コーヒーと比べるとコクの有るその味(エスプレッソだから当り前か。)は、価格差だけの事はあると私は思った。 ![]() M氏は昨晩寝相が悪いその男性に足蹴り食らっていてあまり良い印象は持っていなかったが、親しげに話し掛けてきたその男性は足蹴りした事を詫びるのかと思ったら「北海道に行く時も一緒でしたよね。」と言った。 しかし、我々にその男性の記憶は全く無かった。レーシングスーツを着た我々は目立つから周りは覚えていたのだろうが、我々はただ近くにいた人の顔など覚えていないのである。改めて我々が世間様の中では目立つ存在である事を認識した次第です。 ![]() ![]() 太平山の姿は360度あらゆる方向から見てきた私だが、この船内から見る太平山の姿は額の中の風景画を見ているようで新鮮であった。私は昔から太平山を目の前にすると、秋田に帰って来たと言う実感が湧いてくるのである。 ![]() 今日の秋田は快晴で気持の良い青空が広がっている。昨日の石北峠も青空が広がっていたが、吹いている風の色が全く違っている。紅葉も始り秋色の風が吹く石北峠と違って、秋田はまだ秋の入口にも立っていない感じで、生温かく感じる風が吹き抜けている。秋田が石北峠のように熱い缶コーヒーが嬉しくなるには、まだ数週間の時が必要なようである。 ![]() 朝のラッシュを掻い潜って8時半過ぎ店に到着、今回のFUNKY In 北海道 Part.20 は無事終了した。 全走行距離 1,916km 北海道内走行距離 1,900km ![]() ![]() 2,000km走ったRENNSPORTタイヤは、思っていたより減っていなかった。少なくても4,000kmは持ちそうである。 今年の北海道は2年前と同じK氏、M氏、そして私の3名で行く事になったが、2年前の北海道はアクシデントため満足な走りが出来ないて帰って来ていた。 私としてはK氏に前回走れなかったコースを存分に走ってもらい、北海道を満喫してもらいたと考えていた。台風の影響で多少の変更は有ったが、その目的は達成出来たのではないかと思う。 M氏にしても昨年の北海道で掴んだYZF750SPの乗り方のヒントを今年で確かなものに出来たものと思うし、私にしてもTZRと共に今まで味わった事の無い楽しい体験をする事が出来た。 今回の北海道は、FUNKY史上最速の北海道であり、それは今までの最悪燃費を記録した事で証明出来る。我々は北海道に観光に行っている訳ではなく、毎年走りの質の向上と北海道でなくては味わえない道を求めて北海道を訪れているのだ。 ![]() 今年の北海道はFUNKYとって20回目と言う区切りの年で、この20年と言う長い年月を思うとよくここまで続いてきたと感無量なものがある。継続は力だと言うが、これまで続けるために北海道に行った事は無く、ただ北海道の道をバイクで走るのが好きだと言う事が継続の力になったのだと思う。 この北海道行きがいつまで続くか判らないが、このレポートを書きながら来年のコースに思いを巡らす今日此の頃である。 終り ※レポートに対するご感想・質問・ご意見などございましたら こちらまでinfo@moto-hirata.comお寄せください。 TOP
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