
朝日が差して来た頃、出発となった。
上の写真は一年前に撮った写真と日の光が当然だが同じ位置だった。 |

一年前の写真

このブレーキレバーが話題を提供!?

いつもの佐藤商店前のR105は気温8℃。

久しぶりのGSX−Rに笑顔がこぼれる。
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●9月にしては・・・
昨日の日中寒冷前線が通過した後、冬型の西高東低の気圧配置になった秋田市は時折時雨れて強い雨が降っていたが、今朝は青空も見える天気に回復していた。しかし上空には寒気が入っており、9月にしては気温が低く多分10℃前後の気温ではなかろうか。
家を出たAM5:30頃、太陽はまだ太平山塊の山々から顔を出しておらず、日の出が遅くなった事で私は秋を感じていた。街路樹の葉も心なし緑が薄れ、少し赤くなって来ている様に感じる。
店に到着すると K8 GSX−R の彼が既に来ていて、久しぶりに会う彼に私は手を上げて挨拶する。彼と一緒に走るのは、6月初めの3rd.ツーリング以来だから約四ヶ月ぶりで、慣らしを終えたGSX−Rの走りを見るのが楽しみである。
出発時間の6時近くになって二台のバイクが到着、今日参加予定の四台が揃ったところで出発しようとしたらFZRの彼が申し訳なさそうな顔でやって来た。彼が言うには朝出発しようとしてFZRのレーシングスタンドを外した時、勢い余ってFZR-が前に走り出し支え切れずに右側に倒してしまったと言う。
車体へのダメージはそれ程大きくはなかったが、ブレーキレバーのピボット部が半分折れてしまい何とかならないか相談される。彼のFZRに付いていたレバーは五段階調整の物で同じ物は無かったが、少し曲がった四段階調整のレバー有ったので曲がりを修正して取り付ける事にした。
半分折れたブレーキレバーは使えない事はなかったが、物がブレーキに関する物だけに気分的に宜しくなく、交換出来て良かった。フルブレーキを掛けたらレバーが
「ボギィ・・・」
なんて洒落にならないですからね。
出発予定時間から少し送れて秋田を出発した我々は、出羽グリーンロードを使って南外の佐藤商店を目指す。空には青空が見えていたが、秋田市街を出ると路面は乾き切っておらず、グリーンロードはハーフウエットだった。
●BRIDGESTONE BATTLAX BT−016 HYPERSPORT
今日、私のGSX−R K5 のリヤタイヤは全くの新品で皮むきも終わっておらず慎重に走りを進める。今回私は色々有ったBS BT−016 に別れを告げ、ミシュランのパイロット パワー 2CT 190/55ZR17 にリヤタイヤを交換した。
BT−016は、今年の春新し物好きの私が人柱になって試してみたのだが、結論から言うとFUNKYの使用の仕方(ツーリング的使用方法)では耐久性、パターンの排水性能(これは重要!?)等が2CTより劣る事から、今後FUNKYで使われる事は少ないと思われる。
グリップ力は高いしハンドリングも悪くはないから私としてはBT−016が嫌いではなく、サーキットや峠道を攻めて走しる時重宝するタイヤだと思う。但し、ドライ路面限定ですけど・・・。
●久しぶりのグリーンロードを走って佐藤商店へ
慎重な走りで久しぶりの出羽グリーンロードを走り切った私は、国道105号南外の佐藤商店前にバイクを停める。店の前に立つ温度表示は8℃を示しており結構寒いのだが、差して来た日の光が暖かく最終ツーリング(11月初旬)の時とは寒さの質の違いを感じる。
充分に休憩を取った後、我々は南外の直線で走りを楽しみ雄物川町から国道107号に出て横手に向かう。国道13号に出る手前の信号に止まった時、我々の前にはトヨタのハリアー(多分)が止まっていた。
私が何となくハリヤーのタイヤを見ていたら、止まっている筈のタイヤが回っていた!? 良く見てみると回っているのはホイールではなくホイールカバーだけだったのだが、クルクルと回っている。
多分、ホイールカバーにモーターが仕込んで有ってカバーを回しているのだろうと思われるが、電源をどこから取っているのか不思議だった。モーターとバッテリーを組み合わせれば出来ない事は無いとは思うが、こんな事の為にお金(1台分1〜2万円では作れないだろう?)を払う人がいる事に私は驚いていた。
回っているカバーはフェンダーから外にはみ出していたから、当然車検は通らず整備不良に問われそうなパーツだが、世の中どんな物も製品化され売り出す時代なんでしょうね。
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道の駅 錦秋湖のパーーキングは朝日に照らされて輝いていた。 |

GSX-R1000 K8のマフラー内。
現代の排気ガスコントーロールの緻密さを物語るチタンカラーのパイプ内面。
キャブ車のカーボンで真っ黒になっているマフラーが懐かしい!? |
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●雨上がりのR107で事件が・・・
国道107号を横手、山内と走って岩手県に入った我々は、湯田を過ぎ和賀川に架かる川尻橋を渡り信号を右折、四台揃って北上方面に向かう。錦秋湖沿いの曲りくねった道を走った我々?は、道の駅 錦秋湖 のパーキングにバイクを停める。
バイクから下りた私はそこで初めて最後尾にいたFZRがいない事に気が付いた。後の二人に聞いたら暫く前からいなかったと言うではないか。
「おいおい!」 「見えなくなったら教えてくれよ!?」
ガス欠には早過ぎるし、事故るような場所も無かったから遅れた理由が私には思い付かないなった。様子を見に引き返す事も考えたが、少し待ってみる事にした。すると遠くからFZRの排気音が聞こえて来て、結構なスピードで近付いて来るFZRの姿が見えた。
私が道路から見え易い場所に立ち大きく手を振って彼に合図を送ると、それに気付いた彼はフルブレーキで減速しパーキングに入って来た。止まったFZRに特に変わった様子は無く、私はバイクを降りた彼に遅れた理由を聞いてみた。
彼の話す理由を聞いて私は納得したのだが、それは過去の実績を考えたら予想された事だったのに、私はその事をすっかり忘れていた。
彼の話によると、川尻橋を右折した時彼は尿意を強く感じていて、その思いは次第に強くなって行ったと言う。そしてそれが緊急の事態に達した時、彼は迷わずバイクを路肩に停め軽犯罪を犯す事となったのであった。
考えてみれば、私と二人で鯵ヶ沢の由利商店に行った時、彼は我慢に我慢を重ねて由利商店まで持たせた事があった。その時無理をしないで止まっても良いと言ってあったから、今回彼は我慢せずに止まる事を選んだようである。
しかし、前のバイクに何らかのアピールをしてから止まって欲しかった。止まった理由が分かれば心配する事も無いのだが、理由が分からなければ引き返す事も有るので宜しくお願いします。
我々もトイレを使い休憩を取る。道の駅のパーキングは朝日に照らされ黒く輝いていて、雨が上がってそんなに時間が経っていないようである。国道の路面は乾いおり、空は青空でこれから先雨の心配はなさそうである。
●地震の影響
道の駅のを出た我々は国道107号を横川目まで走って右折、南下して夏油温泉方面に向かう。この道はFUNKYが長年走って来た道だが、今回は何だか様子が変だった。道路がうねっていたり左右に段差が出来ていて、非常に走りづらくなっていたのである。
これは明らかに6月の岩手・宮城内陸地震の影響に違いなかった。震源地の岩手と宮城の県境からは少し離れているが、今でも開通の目途が立っていない国道397号に近づくと道路の痛みが酷くまともに走る事は出来なかった。当分FUNKYでは、この道の使う事を控えなければいけない状況であった。
地震の被害から復旧するまでには、まだまだ多くの時間が必要のようである。
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住田のJOMO GS
レギュラー181円にはチョット驚く。
岩手県内では140円の看板も見えていたのに・・・。

遠野 福泉寺 向かいで休憩。
これからの走りに備える。

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●アクシデント発生!?
国道397号に出た我々は、左折して水沢に向かう。国道4号を横断し種山高原で少し走りを楽しんだ後、国道107号に出て住田のGSにバイクを止める。
ここまで220km近く走っていて私はFZRのタンク内を心配していたのだが、タンク内にはまだ1リットル以上のガソリンが残っていた。いつもは200kmも持たない事が多いFZRだが、ここまでスペシャルステージ的な場所が無く燃費は16km/Lを越えていたようだ。
ガソリンを入れ終え、オジサンから渡されたレシートを見た私その金額に驚く!
・・・と言ってもつい先日までは普通の値段?(181円/L)だったのだが、水沢付近では160円台も見えていたがら、一つ山を越えただけでこの価格差に驚いてしまったのだ。
それでもバイクの場合、一回に給油する量は高が知れている(多くても15L程度)から少々高くても大きな金額にはならないからまだ良いのだが・・・。
GSのオジサンに遠野に向かう国道340号への入り口を確認した私は、来た道を少し戻って国道340号に右折する。この国道340号には赤羽根峠が在ってその下を赤羽根トンネルが貫いているのだが、そのトンネルの手前で事件は起きた。
私は赤羽根トンネルが出来る以前、狭く曲りくねった赤羽根峠を走った事があったのだが、今は新しいトンネルに向かって広い道が出来ており、私は思わず前を走る車に追い越しを掛けてしまった。
何台かの車を追い越し、我々?は赤羽根トンネルに飛び込む。長いトンネルを出ると眼下には遠野盆地が広がっており、一気に峠を下った我々?は新しく出来た遠野と釜石を結ぶ仙人峠道路に入った。
ところがそこで後続からアピールが有って、私はバイクを止める。止まって見ると後ろに三台いる筈のバイクが二台しかいなかった。最後尾を走っていたFZRの姿が見えなかったのだ。ガソリンは入れたばかりだし、事故りそうな道もなかったし、、私には今朝と同様遅れた理由が思い当たらなかった。
後ろの二台の話だと赤羽根トンネルに入る前から見えなかったようなのだが、その理由は分からないないと言う。
「また立ち○○○か?」
「いくら何でも二回目は無いだろう?」 等と考えていたら
「アッ・・・」 「もしかしてこれか!?」
青のGSX−Rのタンデムシートを見た彼が声を上げる。
タンデムシートに取り付けられていたバックのファスナーが半分開いており、中に入っていた温泉セット入りのレジ袋とジャケットの入ったレジ袋が無くなっていた。
引き返す準備をしていた私だったが、それを知りそのまま待っていると遠くから甲高いエキゾーストノートが聞こえてきて、マゼンダカラーのFZRが姿を現した。
事のてん末はこうだ。
トンネル手前で先頭の私が前の車に追い越しを掛けた時、後続も同様に加速して追い越し体制に入った。急加速により多くの空気が口の開いたバックの中に流入、まず温泉セットのレジ袋が空中に舞い路上に落ちた。
それを後ろで見ていたFZRの彼は、急いでバイクを路肩に止めレジ袋の回収に入る。レヂ袋をバックに押し込んた彼は、我々に追い着こうとスピードを上げて走り出したのだが、レジ袋がまた路上に落ちているのを発見する。
一瞬止まるかどうか迷った彼だったが、再びバイクを止め見事レジ袋を回収、再び我々を追って走り出したのであった。
FUNKYでは、バックのファスナーを締め忘れ中身が飛び出した事件は以前にも有ったのだが、幸運にも後続によって落下物は回収されていた。しかし、最後尾がバックの中身を撒き散らした場合、気付く人がいない訳だから回収しに戻るかどうかの判断は難しいものになだろう。
何れにしても走り出す時、バックやウエストバックのファスナーを確認する事は出発時のルーティーンに入れておくべきである。
自動車専用道 仙人峠道路 を走り始めた我々の前におばさんが運転する車がいて、制限速度は確か70km/hだと思ったが彼女は見事なまでに60km/h平均で走っている。
自動車専用道とはいえこの道は全線片側一車線でセンターラインの部分にはポールが立っていて追い越し不可、私に出来る事と言えば車のミラーに彼女の顔が映る所にバイクを持って行き、我々の存在をアピールするぐらいであった。
私の努力も空しく彼女は我道を貫き通し、最後まで我々を前に出してくれる事なく専用道は終了する。殆どの車は左折して釜石に向かうのだが、我々は右折して仙人トンネルの在る峠に向かった。
我々がここまで来たのは、新しい仙人峠道路の下見と交通量が少なくなって走り易くなったと思われる仙人峠を走る為だったのだ。
峠に向かう途中、先ほど走って来た仙人峠道路に下を通ったのだが、高い橋脚の上に二車線幅の橋梁が載っている様は何とも不安定な感じであった。それはあたかも電信柱の上に道路が載ってい様で、上を走っている時は下が見えないから何とも思わなかったが、下から見上げるとゾッとしてしまった。
あの上を走っている時、大きな地震でも起きたら無事では済まないように私には思えたのある。そのへんの強度は十分計算されて造られているのでしょうが、私的には振り子の様に揺れる道路からバイクと共に落下(50〜60m以上は有る?)する自分を想像してしましました。
●仙人峠
仙人トンネルが国道283号の主役だった頃、道路には大型トラックから乗用車まで多くの車両が行きかっていたものだが、仙人峠道路が完成した今走っている車は殆ど無く、我々はいいペースで仙人トンネルに向かって登って行く。
この状態を狙って我々はここに来たのだが、空いている仙人峠は走って大変楽しい道という訳ではなかった。コーナーや道幅がイレギュラーだし路面も良くなく、何よりガードレールの下は崖になっているのが精神的によろしくなかった。
それでもそこそこのペースで仙人トンネルまで上り、暗く長い仙人トンネルを抜けて今度は遠野に向かって下って行く。この川沿いの道もそこそこのペースで走ったのだが、楽しむまでは行かなかったのであります。
交通量が激減して走り易くなった仙人峠だったが、
「再びこの道を走る事は無いいのかもしれない・・・。」
そう思わせる仙人峠の走りだった。
遠野に戻った私は荒川高原に向かうべく福泉寺に向かったのだが、曲がる信号を一つ間違え道に少し迷ったてしまった。初めての道で勘違いする事はよくある事で、慌てず周りの状況をしっかり見て走る方向を定めれば何とかなるものである。
そして何とか本来予定の道に出て伝承園横の信号を通過、無事福泉寺前に到着し休憩を取る事にする。
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早池峰山 小田越登山口
残念ながら早池峰山の山頂部は雲の中。

標高が高く、そして気温も低く寒かった。
多分5℃位かな?
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●荒川高原から早池峰山へ
これから向かう荒川高原には牧場が在って早池峰山も見え景色が良い所らしい。・・・らしいと言うのは私が荒川高原を訪れるのは今回初めてで、そこへの道は以前林道で砂利道だったらしいのだが、今は舗装されてオンロードバイクでも問題無く走れるようになっているらしいのだ。
しかし、今日の天候は寒冷前線通過後寒気が入って秋田県側では時雨模様になっており、ここ遠野でも陽射しは有るものの気温は低く高い山では雪が降ってもおかしくなく、早池峰山が見えるか微妙な感じである。
荒川高原に上り始めると元林道だけあって道幅は広くは無く、路面状況も良好とは言えない状態で走りを楽しむところまではいかなかった。荒川高原は牧場になっていて広々としていたが、やはり見える筈の早池峰山は見えなかった。
高原を過ぎ大迫と川井村を結ぶ道に下って行くのだが、この道が結構曲がりくねった道でこの道を上りで走れば楽しいかもしれない。我々は大迫に向かって小田越に向かって行く。
この道は狭く(1.2車線位)標高を稼ぐ為にヘアーピンカーブの連続となっており兎に角忙しい。
後にGSX−Rブルーの彼は、
「昨年までの隼でなくて本当に良かった。」
「GSX−Rは見ただけで曲がって行くけど、隼だったら死んでいたかも?」
と言っておりました。
終わりが無いのではと思える程、狭く、曲がりくねった長い上り坂も、前が開けてようやく早池峰山登山口の小田越に到着する。小田越から見える筈の早池峰山の山頂部は、やはり厚い雲に覆われ見えていなかった。雲の中では雪が降っていそうな感じで、吹く風は冷たくそして強かった。
ここに長湯は無用と、我々は数枚の写真を撮って小田越を後にする。大迫に向かって下って行くこの道は、以前私は車で走った事が有ったから先ほどの上りと違って先が読めない不安感も無く、標高が下がるに従って暖かくなって来た事もあって気分的にも楽だった。
岳まで下って来ると道の両側に宿坊が見えて来る。早池峰山は信仰の山で、岳には信者が泊まる宿坊が何軒か有って、私は、20年ほど前に一度泊まった事があった。
しかし、私が泊まった当時とは建物が新しくなっているようで、私が知っている岳とは趣が違っていた。以前は、古い年季のの入った建物が良い味を出していて結構気に入っていたのだが、今日見る岳の雰囲気は微妙な感じだった。
岳から先の道は二車線の広い道で、我々は快適に走って 道の駅 早池峰 のPAにバイクを停める。
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道の駅 早池峰 まで下って来ると暖かかった。

レストランで昼食タイム
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●道の駅 早池峰

トマトのパスタ 900円
乗っていいるチーズとの相性も良く美味かった!
 ハンバークセット 1000円
コーヒー付き
 とんかつセット 1000円
コーヒー付き
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時間は12時を回ったところで、我々はここで予定通り昼食を取る事にする。この道の駅にはレストランが在って、我々が中に入っていくと昼時にしては結構空いており、待たずにテーブルに着く事が出来た。
メニューは大迫特産のチーズを使ったパスタや肉料理が並んでいて、私はその中からトマトとチーズのパスタをオーダーする。他のメンバーはハンバークステーキやトンカツのセットメニュー(共にコーヒー付き)をオーダーしていた。
暫くして湯気が立ち昇るパスタが運ばれて来たのだが、熱々のこのパスタが美味かった。チーズが蕩けて舌が火傷しそうだったが、トマトの味かしっかりパスタに絡んで本当に美味かった。
関東地方で食べれば1300円は取られそうなパスタが900円で食べられ私は、大変得をした気分だったが、この地で900円のパスタは高級と言われてしまうのかも・・・?
他の皆さんが食べたハンバーグやトンカツも美味しかったようで、ここのレストランはお勧めです。
セットメニューにはコーヒーが付いていて、皆さんにはコーヒーが運ばれて来る。それを見て私もコーヒー(260円)を注文したのだが、コーヒーを別注文した私が結局一番豪華な昼食になってしまいました。
道の駅のレストランで美味い物に出会う事は少ないが、道の駅 早池峰 の レストラン 「ワインハウス湖畔」 は満足して店を出る事が出来た数少ないレストランの一つとなった。
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鉛温泉到着 PM2:00

白猿の湯
天井が高く開放感が有ってユッタリとした気分で入れる。 |

最初は我々の貸切状態でした。

湯治場に付き物の売店も有ります。

廊下は湯治宿の雰囲気です。
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●今日の温泉 花巻 鉛温泉へ
道の駅 早池峰 を発った我々は大迫に向かった。私はこれから向かう鉛温泉に行くまで幾つかのミステイクを犯す事になるのだが、その最初が国道396号に出る時だった。
ミステイク1:
国道に出る為には大迫の街の手前で右折し国道への連絡路に入るのだが、我々と同じレストランで食事をしていた二人のライダーが乗るバイクを追い越し、スピードが乗った状態で私は国道への案内板を発見する。
フルブレーキを掛ければ止まれない事は無かったが、先頭がこの状況で突然急ブレーキを掛ければ追突事件は必至で、私はそのまま先に進む。Uターンして戻る事も出来たが、Uターンも面倒くさいし大迫の街を通って国道に出られる事を知っていた私は大迫の街を見学しながら国道に戻る。
ミステイク2:
国道396号に出て盛岡方面に走り始めた私は、左折して東和に向かう交差点を探した。私が予習した地図ではその交差点に信号が有る筈だったのだが、左折⇒東和の表示で現れたそれらしき交差点には信号が無かった。
しかし、大迫からの距離から言っても信号は無いが予定の道はこの道と判断?、その交差点を左折する。少し進むと私を惑わす表示が現れる。右折⇒石鳥谷の文字に私は反応してしまった。石鳥谷と花巻は隣りだった筈と思った私は(間違いでは無かったが・・・)思わずウインカーを右に揚げてしまった。
こんな時停まって地図を確認するのが良いのだだろうが、それが面倒な私は基本的に道は繋がっていると言う考えから走りながら頭の中の地図(この地図が結構適当?)を見たり周りの景色やランドマークを探しながら走る方向を決めている。
石鳥谷方向に右折した道はT字路にぶつかった。右が左が迷ったが、方向的には左方向が花巻方向と判断、左にウインカーを揚げる。これで石鳥谷に出られると考えたいた私の目に↑直進 大迫の表示が現れる。
ミステイク3:
「?何故・・・。」 我々は大迫から来たのに 「直進が何故大迫?」
このまま走って大迫に戻っては大変と私は横道に逸れてUターン、来た道を戻る事にした。実際はこの道を直進して良かったのだが、私はどんどん遠回りの方向に進路を取って行った。
先ほど左折したT字路を直進、石鳥谷の表示を見付けた私はその方向に進路を取る。廻りに回った私は、結局大迫方向と思い引き返した道の先に出て後、花巻空港横を通過、JR花巻空港駅に出て花巻温泉郷に向かった。
ここまで来れば何回か走った事の有る道で、私は花巻温泉郷から花巻南温泉峡に向かう。この花巻温泉郷と花巻南温泉峡は全く別の温泉で、花巻市街に近いのが花巻温泉郷で、少し南に在り豊沢川沿いに点在するのが花巻南温泉峡である。
FUNKYが行く大沢温泉や鉛温泉が在るのが花巻南温泉峡で、花巻温泉郷からは10km程離れています。お間違いなきよう。
●久ぶりの鉛温泉 白猿の湯


鉛温泉自炊部から入ります。
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多少遠回りはしたがPM2:00、狭い急坂を下って 鉛温泉 藤三旅館自炊部 の駐車場に無事到着する。バイクを奥の建物の前に停め、ふと軒先を見ると綺麗な卵状の物体がぶら下がっていた。
それはまるで酒蔵の軒先にぶら下がる「酒林」のような大きさで、均整の取れたその姿は美しかった。しかし、それは明らかにスズメバチの巣であり、私は周りを見渡してスズメバチの姿をさがしたのだが、近くにはその姿は無く安心する。
スズメバチの被害があれば当然宿で巣を撤去する筈だから、こうして残されていると言う事は刺される被害は無いのだろうと自分に言い聞かせ、私はそそくさと旅館の玄関に向かった。
PM2:00過ぎ、玄関で入浴券(大人700円)を購入、係員に白猿の湯に入れるか聞いてみる。実はこのPM2:00という時間が問題だった。私は昨年の10月にも鉛温泉を訪れていて、その時も到着したのが午後2時過ぎだった。
その時はPM2:00〜3:00まで白猿の湯が女性専用時間という事で、私をはじめ男性陣は白猿の湯に入る事が出来ずに他の温泉入る事になったのであった。
鉛温泉に来て白猿の湯に入れない事はこの温泉に来た意味が無いと同じで、今年は女性専用時間が変更になっている事を期待して私は鉛温泉に来ていたのだが、係員の返事はNGだった。
今年も女性専用時間は変わっておらず、PM2:00〜3:00までは男性はNGだった。しかし、鉛温泉に来て二年連続白猿の湯に入らずに帰る事は考えられず、私は秋田に帰るのが遅くなっても三時まで待って白猿の湯に入って帰る事を決断、他のメンバーにもその事を告げる。
しかし、三時まではまだ50分以上も時間有り他のメンバーは他のお湯に入ったりしていたが、私は脱いだ服をまた着るのが面倒(肩がまだ痛くて服を脱ぐのに苦労する)で休憩所でダラダラと時間を潰していた。
そして三時になり女性専用時間が解除(混浴時間)になったと同時に、FUNKYの面々は白猿の湯になだれ込んだのであります。そこには当然我々以外誰も居らず、白猿の湯はFUNKYの貸切状態でありました。
そして我々は、温泉が底から滾々と湧き出る立って入る(深さ1.25m)白猿の湯をゆっくりと堪能したのであります。天井を見上げるとその高さは三階分は有りそうで何とも言えない開放感が有るのも白猿の湯の特徴で、1時間近く待った甲斐が有ったとメンバーの口からも感動の声が上がっておりました。
●帰るルートは二者択一!?

スッキリして秋田に帰ります。
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我々は鉛温泉を堪能し後は秋田に帰るだけになったのが、私は帰るルートで悩んでいた。予定ではここから豊沢ダムを越えて沢内村に抜け、雫石に出て国道46号を秋田に向かう事になっていた。
しかし、メンバーの持つ携帯の気象情報によると、秋田市付近から東に46号沿いに雨雲が移動しているようで、上手くいけば時間差で雨に当たらないで済むかもしれないがその可能性は微妙だと言う。
一方、県南の横手付近に雨雲は無く、今朝通った国道107号に出て横手から出羽グリーンロードで帰れば雨に当たる可能性は少ないようだ。
ここで効いてきたのが白猿の湯の待ち時間であった。今の時間はPM3:40を過ぎようとしていて、日暮れが早くなっているこの頃では秋田市に着く頃には暗くなってしまう可能性が高い。
1時間のロスタイムがなければグリーンロードを楽しく走って秋田市に向かう事を選択したのだが、暗い中を走っても楽しくはないから結局予定通り雫石ルートで帰る事を選択する。
鉛温泉を発って豊沢ダムから小倉山トンネルまでの道を楽しんだ後、沢内村に出た所で最後のガソリンを給油した我々は雫石に向う。沢内村と雫石町を隔てる山伏トンネルを抜けると路面が濡れていたが、雨は降っていなかった。
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角館のドライブインで休憩。

今回初めてトイレが綺麗になったのを知った
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●我慢の走行が続いた国道46号
雫石から国道46号に入ると車が多く我々は車の後ろで時間を過ごす。仙岩トンネルを抜けて秋田県に戻ると路面が乾いてきて雨の心配からは開放されたのだが、我々の前に新たな問題が現れる。
それは制限速度60km/hの道を45〜55km/hで走る車で、我々の前にいた車は時々現れるハミ禁解除区間でその車を追い越していったが、結局最後まで我々にはその順番は回ってこなかった。
田沢湖入口付近から角館の手前まで、我々はその車の餌食となってしまったのであります。ゆっくり走る車を私は責める気は毛頭無いが、たまには車を左に寄せて後ろに溜まった車を前に出す位の気遣いが有っても良いと思うのだが・・・。しかし、そんなドライバーには、ミラーを見る余裕も無いのかもしれませんね。
角館のいつものドライブインに到着する頃にはしっかり日も落ち薄暗くなっていて、ここから秋田市までは1時間も掛からないが秋田市到着は六時は回りそうである。ここのトイレに入ったメンバーの話によると、トイレが新しくなっていたと言うではないか。
FUNKYがここを利用するようになってもう25年以上なるが、この間初めてのトイレのリニューアルである。最近は壊されたり汚れていたりしていて、利用に二の足を踏んでいたのだが、これで女性も利用し易くなっただろう。
今の時代普通にコンビニで休憩したほうが綺麗だし便利なのだが、コンビにでは腰掛けて休憩が出来ないから私はここで休憩する事が多い。夕方ここで休憩する時は結構な距離を走った後で、膝に疲労が溜まっている事が多くどうしても腰掛けて私は休憩したいのだ。
それにしてもこのドライブインの歴史は長い。FUNKYが発足した1979年には既に存在していたから30年以上の歴史がある事になる。無人ドライブインとはいえ、国道筋から殆どのドライブインが消えた今、よくぞ生き延びてくれたと感心している私である。
このドライブインが無くなるのと、私がFUNKYから卒業するのと、どちらが早いのか?
結構微妙な状況ではある。 |

久しぶりの500km越えのツーリングになった。

お疲れさんでした。
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●久しぶりの500km超
角館を出る時空は暗くなっており、我々は光の列の一員となって秋田市を目指す。このまま何事も無く秋田市に着けると考えていた私だが、神様は意地悪でFUNKYに試練をお与えになられた。
協和荒川から広域農道に入り秋田市に近づくに従い雲行きが怪しくなって来た。前方に黒い雲(夜空でも分かる黒さ)が現れ雨粒がポツポツと落ちて来て、それが次第に強くなって来たのだ。秋田市内は目前だったが雨は結構強く降っており、気温は低く私は雨具を着る事も考えたのだが、この雨は時雨模様の雨に違いなく長くは続かないと判断しそのまま走り続ける。
路面は黒くて見えないし、雨に濡れて寒いし、我慢が限界に近づいて来た時、秋田市街の明かりが上空の雲を照らし出すのが見えて来る。雨も上がり路面も乾いて来て我々は、PM6:20無事秋田市に帰って来た。
本日の走行距離を知る為GSX−Rのトリップメーターを確認すると557kmも走っていた。走行距離が500kmを越えたのは久しぶりだったが、私自身そんなに走った気はしていなかったのでメーターを見て驚いてしまった。
午後は温泉に時間を掛けて入っていたし、帰り道は車の流れに乗って走っていたからそんな気になっていたのだが、午前中に集中して距離を稼いでいたようである。
今日は特にスペシャルステージ的な場所は少なかったが、初めての道も走れたし、美味しいパスタも食べられたし、白猿の湯にも久しぶりに入れて、私的には結構楽しめたツーリングであった。
次回のレポートは、FUNKYが初めて走る OCTOBER HOKKAIDO のレポートになると思います。
お楽しみに・・・。
Repot by Ryuta |