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 May 2014  2nd.Touring
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 TOURING DATE

■ 天候:曇り 後 晴れ
■ 気温:最高13℃
■ 出発:AM6:10
■ 帰還:PM7:10

■ 総走行距離:617km

 TOURING COURSE


秋田⇒広域農道⇒井川⇒八郎潟外周道路⇒八竜IC⇒能代南IC⇒能代⇒八森⇒鯵ヶ沢生干しイカ

車力 給油⇒小泊⇒竜泊ライン⇒竜飛⇒三厩⇒今別⇒大平⇒やまなみライン⇒中泊今泉⇒

芦野公園駅 昼食 激うまかなぎカレー(馬肉カレー)⇒金木町⇒五所川原⇒藤崎⇒黒石⇒城ヶ倉⇒

八甲田 深沢温泉 入浴⇒田代平⇒谷地温泉⇒焼山 給油 ⇒奥入瀬バイパス
(撮影会)

子の口⇒和井内⇒発荷峠⇒十和田樹海ライン⇒小坂⇒毛馬内⇒比内⇒米内沢⇒阿仁前田⇒

上小阿仁⇒五城目⇒広域農道⇒モト ワークス ヒラタ 走行距離 617km



 雨具を着込んで秋田市を出発


雨が上がったが路面はウエット

 いつも5月の第二or第三日曜日に行われる FUNKY2nd.ツーリング は、この時期多く発生する寒気を伴なった低気圧に影響される事が多いのだが、今回も低気圧の影響で夜半まで雨が降っていて路面はウェット、気温も10℃以下と寒い朝である。

 今日の参加車はいつものGSX−R2台、我々は今回も雨具を着込んでAM6:10秋田市を出発、まずは八森を目指す。添川から山を越え上新城に出た後、下新城から黒川方面に向かい広域農道へ左折する。

 秋田市でもぽちぽち田植えが始まったところで、朝から荷台に苗のプレートを満載した軽トラが走り回っている。代掻きを終え田圃が、水面に低く垂れこめた雲を映して田植えを待っておりましたね。

 この時期、田圃の中を走るライダーが気を付けなければならないのは、トラクターや田植機が路上に撒き散らした泥なのだが、これもまたこの時期の秋田の風物詩といえるもの?で、私は路面の泥にタイヤを取られないよう走りを進める。

 広域農道に入った私は昨年の北海道で発症したGSX−Rの1万回転からの上のエンジン不調が直ったかを確認(この冬の期間を掛けて色々なパーツを交換してきたのだが未だ完治していない)をしようとしたのだが、車が多くそれを試す機会は無く持ち越しとなった。

 井川で広域農道を離れ日本国花苑近くを通過、国道7号とJR奥羽線を横切り八郎潟調整池沿いに走って大潟村に向かう。我々は東部承水路に架かる大潟橋を渡って大潟村に入るのだが、橋の下に見える水面の高さと橋の先に見える地面の高さに違和感というか嫌悪感的なものを感じてしまうのは私だけ・・・?

 大潟村は堤防で囲まれた干拓地なので水面より地面が低くて当然なのだが、あの低い堤防だけで大潟村が存在しているのを目の当たりにすると、 本当に大丈夫かぁ・・・! と私は思ってしまうんですね。

 河の堤防と違って八郎潟の堤防は水面から堤防の上面まで2m位?しか無く私には何か頼りなく見えてしまうのだが、八郎潟調整池の水面は海面と同レベルで大きく上下する事は無く、これで大丈夫なんでしょう。

 橋を渡った我々は右折し堤防に沿って北上、三種町を目指して走る。大潟村ではまだ水が張られていない田圃が多く見られ、田起こしをしているトラクターの姿も見られた。しかし、一部のでは田植えが始まっているようで苗を積んだトラックも走っていましたね。

 今日は堤防沿いに停まっている釣り人の車は皆無で、我々は車も殆ど走っていない道を突き進んで行くのだったが、西風が強くそれなりに走ってしまいました。


 駄目かぁ・・・

 大潟村を出て三種町役場前を通過し国道7号に出た我々は、八竜ICから高速の無料区間を使用して能代南ICを目指す。短い区間だが、私はここでGSX−Rの一万回転以上の状況を確認しようと考えたのだ。

 我々の前には車がおらず、シフトダウンした私が回転を上げていくと・・・・・

 ・・・・駄目でした・・・!?

 一万回転を超えると回転がバラツキ加速が鈍って以前と変わらない状況に・・・。

 GSX−R1000ですから一万回転以上が使えなくてもそれなりには走れてしまうのですが、走りに集中している時に起きる想定外のパワーダウンは、楽しくないと云うか結構危険です。

 不具合の原因と考えられるものは大方潰してきたので残された物はあと一つか二つなのだが、それにはお金が掛かる為なかなか決断出来ないでいる・・・。

 エンジンの状態を確認した私は能代南ICで高速を降りて国道101号に入り能代の街を通過し八森に向かったのだが、米代川を渡った先の道が変わっていて集落の中を通らないバイパスが出来ていた。国道101号は日々進化しているようで、毎年通る度に何所かが変わっているように感じます。

 我々はいつもの八森のパーキングにバイクを止め休憩とした。パーキングは昨年のように霧も無く路面も乾き始めていて、私はここで雨具を脱ぐかどうか迷った。青森方向の空はここよりは幾分明るいように見え雨具は必要ないように思われるのだが、気温が低く防寒具としての雨具も捨て難い状態であった。

 しかし、時間が経つと共に気温が上がってくる事が予想され、私は雨具を脱いで出発する事にした。
 

青森方面の空は少し明るいような気が・・・。



雨具を仕舞って鰺ヶ沢まで一気に走ります。
 パーキングを出て国道101号を北に向かった我々だったが、今日の国道101号は結構車の交通量が多く暫く車の後ろで過ごす事になる。秋田県側の国道101号で追越が許させるのは JR あきた白神駅前(八森いさりび温泉ハタハタ館前)の短い直線ぐらいなので、楽しいワインディングが続く国道101号を楽しむのは海岸の景色が開ける青森県に入るまで待たなければならない。

 我々は時には美しい海岸線を眺めながら、時にはワインディングを楽しみなから北上を続け、1時間半弱で鯵ヶ沢のイカ屋さんが軒を並べるイカ焼き通りに到着、由利商店前にバイクを停める。


 今年もまた美味しい生干しイカを頂きました

 鯵ヶ沢の空は青く白い雲が浮かんだ晴天、朝よりも大分暖かい。店内にはオネエサンの姿が見られ今年もまた生干しイカを頂けそうである。

 ここに到着して最初に行う行動はトイレに向かう事なのだが、今回差し迫った危機が無かった私は店内に向かいオネエサンと一年ぶりの挨拶を交わす。今日は旦那さんの姿は見えなかったが、お互い元気そうなのを確認して私は奥のテーブルに席を取る。

 消費税が8%になって生干しイカの価格がどうなったか気になったが、価格は250円と300円(少し大き目)と変わっていなかった。今回我々は、二人で300円の大を1杯オーダーする。

、そしてオネエサンの手で焼き上がられた生干しいイカが運ばれて来たのだが、焼き立てのこのイカが美味いんだ・・・。

 由利商店の焼きイカが美味しい事は毎年のように私はここで書いているが、このイカで冷たい生ビールをグゥーといきたいと毎回思ってしまうんですよねぇ・・・。

 しかし、ライダーの我々にはそれは叶わぬ夢、私は弾力のあるイカを噛みしめながらその味をじっくりと味わうのでありました。

 私は毎回ここでお土産を購入するのだが、いつもの水ダコと今回は新しいアイテム生干しイカを焼いて真空パックにした物を購入する事にした。それは電子レンジや湯通しで温めれば直ぐに食べられるイカで、火に掛けると反り返って焼くのが大変な生干しイカと違って手軽に食べられる物のようである。

 実際帰ってから食べてみると味も付いていて手軽に食べられのだが、当然ながら味は反り返るイカと格闘して焼いた生干しイカの方が上でしたね・・・。

 私のここのお土産の定番はホッケの一夜干しだったのだが、この数年ホッケが捕れなくなったそうで、今年も無かった。地球温暖化の影響なのかどうかは分からないが、海水温の変化でホッケは北海道でも捕れなくなっているそうです。

 私はオネエサンに

 「まった来年来ます。」 

と云って別れを告げ鰺ヶ沢を後にしたのだが、本当に来年来れるかどうかは ??? であります。



青空が見えてきました。


お元気そうで良かったです。


年取ると親に似てくると言うが、親父かと思った!?

今回は大き目の300円の生干しイカ



今日はカモメの数が少ないのは何故?



左側の小屋で干物をカモメから守ります。


 今年も洗車

 鰺ヶ沢の街を抜け国道101号のバイパスに出た我々は、今やブログまで持っている わさお のいるイカ屋さん(今日は居なかった?)の前を通過、広域農道に左折して車力のGSを目指す。

 この広域農道沿いには宇宙人のような格好で片足無い土偶が出土した事で有名な木造亀ヶ岡遺跡が在って、その出土品を亀ヶ岡考古資料室(縄文館)で見る事が出来るのだが、そういえば最近立ち寄っていないなぁ・・・。

 以前は初めてのメンバーがいたら見学するようにしていたのだが、最近は帰りに八甲田を回るようになったので時間の余裕が無く立ち寄る事が無くなってしまった。次回は見学する時間をもうけたコース設定を考えてみようかな・・・?

 我々はいつものように広域農道から外れ車力の街中?に在る ENEOS GS 成田商店 にバイクを入れる。今日はお兄さんとお母さんがお店番で給油をしてくれる。給油後、今回も濡れた路面で汚れたバイクを洗車させてもらったのだが、このGSで給油するのは連続25年以上になるかもしれない。

 私が出来るだけ同じGSで給油するようにしているのは、長年の経験から決まったGSで給油していればガス欠を心配しなくても良い点に有る。今回の竜飛・八甲田コースの場合は、ここ車力と十和田焼山のGSが給油ポイントとなっていて、そうする事でタンクのガソリン残量を気にせずに1日過ごす事が出来るのである。

 給油を終えた我々は、次の目的地津軽半島の突端 竜飛埼 を目指して走り出す。



車力の成田商店で給油。


今年も洗車してしまいました。


この看板は健在でした。今回のツーリングで私は青森の農魂を十分に感じてきました。




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by Ryuta
May 2014
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