黒崎から海岸線に下るくねくねした道は、東日本大震災の時に法面が崩れ片側交互通行になっていたが、3年経った今年も工事が行われていて片側交互通行が続いていた。工事の様子を見ると昨年から大して工事が進んでおらず、当分この片側交互通行は続きそうである。
普代漁港から普代の街に向かった我々は、大震災の大津波から普代の街を守ったという大きな防潮堤を潜って普代の街に入ったのだが、以前から行われていた普代バイパス工事(高架橋の自動車専用道路)が完成していて、普代村役場近くにバイパスに上がるICが出来ていた。
このバイパスの完成を知ったのは Google Earth で今回のツーリングコースを調べていた時で、バイパス道路上に走っている車が写っていて知ったのである。我々はIC入口に設置された信号を左折しバイパス道路に合流、高速道路のような立派なバイパスだった。
以前の道(国道45号)は普代の街からくねくねと曲がって高度を稼き山の上に出ていたのだが、このバイパスは大きな弧を描きながら一気に山の上に出る造りで、アッという間に通過してしまいました。
我々は国道45号を北上、道の駅 のだ を目指す。海岸線の道を走っていると、過去の津波浸水区間と書かれた標示板が頻繁に出てくる。昨年は見なかった?この標示板、今回の大津波で浸水した地域を示すもので海岸線から道が離れたり近づいたりすると必ず出てきていた。
地震に遭遇した時、我々のような通りすがりの人間とって過去の津波浸水区間標示板は貴重な情報で、津波から逃れる時の重要な基準となるだろう。
野田の街が近づくと国道の海側で盛んに堤防工事か行われていた。以前もここには結構高い堤防が有ったように記憶するが、今回の津波には役不足だったようで道路の周辺にはまだ津波に押し流された痕が残っておりました。
、道の駅 のだ の少し手前に津波浸水区間終了の標示板が在って、道の駅はギリギリ水没を免れたようである。我々は道の駅にバイクを停め休憩としたのだが、私が今回この道の駅に停まったのには訳が有った。
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野田の塩ソフト |
私は以前野田では豚が有名と聞いて道の駅2階のレストランで焼肉定食やカツ重を食べた事があったのだが、今は塩が一押しらしく野田の天然塩を使った塩ソフトがこの道の駅の名物となっているようだ。私はテレビの旅番組でそれを知ったのだが、その塩ソフトが如何なるものなのか、ソフト好き私としては是非食べてみたかったのである。
私は早速ソフト売場に向かったのだが、その時の私はその有名なソフトの名前を忘れていた。
私 「 ソフト下さい。 」
おねえさん 「 いろいろありますが、どれにしますか? 」
私 「 ・・・・・ 」
おねえさん 「 皆さん塩ソフトを注文されますけど・・・ 」
名前を思い出せない私を見兼ねたおねえさんは、ご親切にも有名なソフトを教えてくれたのです。
私 「 有名なのは 塩ソフトですか? 」
おねえさん 「 そうです 塩ソフトです。 」
私 「 じゃ それをお願いします。 」
おねえさん 「塩ソフト 260円です。 」
私 「 260円 安いですね。 」
−−−−−−−−−−−
おねえさん 「 はい どうぞ 」
私 「 ありがとう 」
こんなどこでもありそうな会話でしたが、私は何か温かい気持ちで塩ソフト受け取りました。
そしてお約束の写真を撮った後 塩ソフト を食べてみました。
クリームの中に小さな塊(塩?)が入っていて時々 カリィッ と歯に当たるのだが、特に塩っぱい訳でもなく不思議な感じだった。
味はテレビで取り上げられたのも納得の大変美味しいソフトでしたが、解せなかったのは塩ソフトの塩をハッキリと感じられなかった事ですかね・・・。
秋田のしょうゆソフトはしょうゆの味(香り)を感じられるのですが、塩には香りは有りませんから塩を演出するのは難しいのかもしれません。時々カリィッとしたのが塩だったと考えたいのですが、塩っぺぐはねがったなぁ・・・?
塩を感じられなくても(私だけ?)この塩ソフトはコストパフォーマンスも十分ですし、私は価値ある逸品だと思います。
レベル的には どうでしょう? ローカル基準で申し訳無いですが、土田牧場のソフトと同レベルと云ったところでしょうか・・・。
皆さんも 道の駅 のだ にお立ち寄り節は、是非売場のおねえさんとの会話を楽しんで下さい!?
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「 塩ソフト 260円です。 」

野田 塩の道
野田では昔から天然塩が作られ牛に載せられ盛岡や雫石などの内陸部へも運ばれていたそうで、仙岩峠を越え秋田にも運ばれていたようです。
沢山の牛が往来して出来たのが 塩の道 なのだそうです。
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塩ソフト お勧めです。
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レストラン ビストロくんのこ |
今回のツーリングの目的(私のですが・・・)を一つ達成した私は、次なる目的地 久慈琥珀博物館 に隣接する レストラン ビストロくんのこ を目指し走り始める。
ビストロくんのこ への道は、以前に一度反対方向から走った事が有って間違う事は無いと思っていたのだが、国道45号から入った道を道なりに走っていたら道を間違えてしまいました。右カーブで舗装状態の良い道を走って行ったらそれが脇道で、脇道の方が舗装が綺麗ってどういう事・・・?
何とか県道7号に出た我々は、右折して少し先の橋の袂を左に入る。角に琥珀博物館の小さな看板が出ていますので間違う事は無いと思いますが、左折して入った道が細くて本当に博物館に行く道なのか私は心配になってしまいました。
琥珀博物館は山の中に在ったのですが、周囲の雰囲気から少し浮いた感じの近代的な立派な建物でした。私は あまちゃん に登場する 琥珀の勉さん のイメージから勝手にひなびた感じをイメージしていたのですが、全く違いましたね。
我々はその博物館隣のこれまた小洒落た感じの レストラン ビストロくんのこ のパーキングにバイクを停める。
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レストラン ビストロくんのこ

雨具を着ている時は先ず雨具を脱ぐのが一仕事
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雨具を着ている我々は、レストランに入る前に先ず雨具を脱がなければならなかったのだが、雨が降っている時この雨具を脱ぐ場所と脱いだ雨具を置く場所が問題となる。今回は幸いにも屋根の掛かったテーブル(喫煙場所?)が有りまして、そこで雨具を脱ぎヘルメットや雨具を置かせてもらう事にしたのだが、車と違ってバイクは何かと大変です。
このレストランは1階と2階が有るのだが、ランチは2階で頂くようになっていた。我々は2階に上がってお嬢さんに案内されたテーブルに着いたのだが、店内は結構な賑わいで我々の後にもお客さんが来てほぼ満席状態でしたから、結構人気のレストランのようです。
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・折爪三元豚「佐助豚」ベーコンと夏野菜のトマトソース スパゲッティ ¥1404
食べた当人の感想を聞き忘れました。 すみません。

・漆原憲夫さんの短角牛スネ肉をとろけるぐらい煮込んだトマトカレー ¥1080
私も一口食べさせてもらったが、確かにトマトの味が濃いカレールーでしたね。
食べた当人の感想は、「塩っぺくて全部は食べられなかった。」 だそうです。

・三沢産ヒラガニを丸ごと1杯使ったトマトクリーム スパゲッティ ¥1620
カニのエキスが入った濃厚なクリームソースが特徴のパスタでしたが、濃厚過ぎて意がもたれ気味?
上にのった立派なカニは食べるところがございませんので単なる飾りになります。
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私はおじょうさんにお勧めのメニュー(初めてのお店を訪れた時、私は店員さんにお勧めメニューを聞いてそれをオーダーするのを基本としている)聞いたのだが、おじょうさんのお勧めは
・三沢産ヒラガニを丸ごと1杯使ったトマトクリーム スパゲッティ がお勧めだと言う。
この時の私は老眼鏡を持っておりませんで(眼鏡を持ち歩くと何処かに忘れて来るのが目に見えているので・・・)メニューは見たのだがハッキリとは見えておらず、私はその カニ何とかパスタ を ¥1,3??− と認識、 1300円位だったら良いか・・・とオーダーする事にしました。
そして カニが丸ごと1杯のったスパゲッティ がおじょうさんの手で運ばれて来る。私は早速いただく事にしたのだが、パスタをクルクルする時に上にのったカニが邪魔で何ともやり難かった。パスタの上にカニがのった姿は大変見栄えのするものなのだが、食べられるほどの身が無いカニはただの邪魔物でしたね。
カニの下からパスタを引っ張り出してみるとボリュームが有りそうに見えたパスタの量は多くなく、具は食べるところの無いカニだけですから、量的には少し不満が残りましたね。
そして肝心の三沢産ヒラガニを丸ごと1杯使ったトマトクリームソースの味だが、カニの風味が出ていて濃厚な美味しいソースでした。しいて言わせてもらえば、濃厚過ぎて後味がスッキリしないというか胃にモタレルというか、濃厚だが後味サッパリみたいだったら最高なのですが・・・。
パスタは可も無く不可も無くって感じで普通でした。メニューを見ると、この ビストロくんのこ はスパゲッティ中心のレストランのようなのだが、私はもう少しパスタにも特徴を持たせた方が良いように思うのですがどうでしょう・・・?
春に行った山形鶴岡市の 緑のイスキア のパスタは、モチモチしていて食べ応えの有るパスタだったので、どうしてもそれと比較してしまうん ですよねぇ・・・。
これは私の勝手の要望ですが、カニを置く皿を付けて欲しいのと、パスタの量を増やして欲しいかな・・・。
これに関して私に一つアイデアが有りまして、今どこかのピザ屋さんがテレビで盛んに宣伝しているアボガドピザのアイデアを拝借したらどうでしょうか?
アボカドをプリントした透明フィルムをピザの上にのせて アボガド風ピザ と言っているあのコマーシャルです。
三沢産ヒラガニをプリントした透明フィルムをクリームパスタの上にのせてお客様にお出しし、お客様はカニの姿を確認してからそのフィルムを取って食べるアイデアはどうでしょう。
そうすれば食べる時にカニが邪魔にならないし、カニの置き皿もいらないし、見た目からパスタの量も増えそうだし、良いアイデアだと思いますけど・・・!?
※クリームソースには本物のカニを1杯使用していますので、スパゲッティの名称に 風 (フゥー) の文字は必要ありません。
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さすがにお疲れ・・・!? |
初参加と9年ぶり参加のお二人は、雨中走行で神経を使った事も有りさすがにお疲れのご様子だったが、まだ今日のツーリングの半分を消化したところで秋田市はまだ280kmは先に在りますから、お二人にはまだまだ頑張ってもらわなくてはなりません。
しかし、雨雲レーダー画像で確認したところ、雨が降っているのは久慈周辺だけのようで、内陸に戻れば雨は上がりそうな気配で、午後からは走りを楽しめ疲れを感じなくなりそうではある。
食事を終えは私はカニが丸ごと1杯のったスパゲッティの代金を支払おうとメンバーに代金を聞いたのだが、
¥16?? と言うではないか・・・!?
(私の心の声) えぇ・・・ ¥13?? でないの・・・? 本当に ¥16??・・・なの 老眼だからなぁ・・・
千円札を2枚握り締めた私がレジへと行くと・・・ レジの電光表示に 1620 の数字が並び 私の手に380円が渡されるのでした。
カニを1杯使っているのですから高くて当然 ですよねぇ・・・。
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ビストロくんのこ の男子トイレ中には丸太に貼り付けられた琥珀が見られます。
盗難防止の為かガラス囲まれておりますが、博物館に行かなくても歩伯が見られて良かったです。
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琥珀の拡大写真 これ本物ですよね?
琥珀は、数千万年〜数億年前、地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したものだそうです。
どうりでプラスティック(樹脂)のように見えたわけですね。
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昼食でエネルギーを補給した我々は、これから走りを楽しめる平庭高原、袖山高原へと向かうのだが、霧雨はまだ降っていて私は雨具をどうするかで迷った。晴れていると思われる平庭高原までは30分位で、この雨だったら雨具無しでも行けそううだったが、私は脱ぐのが容易な雨具の上だけを着て出発する事にした。
雨具を着る着ないの判断は、ライダーの着ている物(素材)によって大きく左右される。今回我々は全員レザーの上下を着ていたのでこの判断になったのだが、ナイロン製のウエアー(GORE・TEXの場合も有るが)を着ている場合はまた違った判断になると思う。
オイルをしっかり塗り込んだレザーウエアーは中に雨が透まで時間を要しますので、先が晴れていると分かっている場合や走行時間が短い場合は、雨具を着ないでそのまま走ってしまう事が結構ある。それがレザーウエアーの重宝するところなのだが、パンチングレザーは少し違いますけどね・・・・。
我々は ビストロくんのこ を出て峠を越え国道281号に出て左折、あまちゃんのタイトルバックにも使われていた久慈川渓流沿いの国道281号を平庭高原へと向かう。
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