今日の国道101号は車が結構走っていて楽しく走れる状況ではなかったが、時々現れるハミ禁解除区間を有効活用して生干しイカに向かって走る。深浦近くまで来ると霧も晴れ陽射しも出てきて左手に見える日本海も明るい雰囲気になっていたが、気温は低く結構寒い。
国道101号の千畳敷を過ぎて北金ケ沢付近を走っていると、正面にドーンと岩木山が現れる場所がある。日本海沿いの国道101号で岩木山が見える場所はここだけで、突然現れる秀麗なる岩木山の姿は感動ものなのだが、今日も白く雪を纏った岩木山が綺麗に見えておりました。
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牛歩の歩み |
鰺ヶ沢に着いて休憩している時、GSX−R750からここに来る途中正面に見えた山の名前を聞かれたのだが、これまで何度となくあの道を走っているGSX−R750が山の名を知らなかったとは驚いた。本人が言うには名前を知らなかったと言うよりは、道の正面に見える岩木山にこれまで気付いていなかったらしい。
GSX−R750はFUNKY5年目にして、正面の山を見る余裕が出来たと云う事なのかもしれないが、これまでの4年間GSX−R750はどこを見て走っていたのでだろうか・・・?
そんな話に私は苦笑いをしてしまったのだが、それと同時にGSX−R750の確実なる進歩を感じ少し嬉しくなっていた。本人もそのへんのところは感じているようだったが、自身では牛歩の進歩と申しておりました。
我々は、鰺ヶ沢のバイパス手前の信号を右折、イカ屋さんが立ち並ぶ中から由利商店さんの前にバイクを止める。
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誰 ? |

鰺ヶ沢は良い天気で次第に暖かくなってきた。 |
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由利商店さんの店内にはおねえさんの姿が有って、今日も美味しい生干しイカを頂けそうである。ここに止まった時我々がまず最初に行うのはトイレに駆け込む事なのだが、今日はトイレの鍵が開いていておねえさんに鍵を開けてもらう事もなく、無事用を済ませる事が出来ました。
八森から鰺ヶ沢まで1時間15分程の一気走りで、冷える時期でも有り我々は毎回満タン状態になって鰺ヶ沢に到着するのだが、オーバーフローを回避する為緊急放出を余儀なくされる場合も偶に発生する。忽然とミラーから姿を消すメンバーも出たりする八森⇒鰺ヶ沢間なのだが、トイレに必ず行ってから八森を出発するのがFUNKYの鉄則です。
店内に入りおねえさんにイカ焼きを1杯オーダーし1年ぶりの挨拶と会話を交わした時、昨日以前我々と一緒に来た事がある人物が秋田に帰る途中に立ち寄り、イカを食べて行ったと教えてくれる。
我々と一緒に来た事のある人物・・・? 私はその人物に心当たりが無くその人物の特徴を聞いたのだが、背は大きくなく目がクリッとした男性(外観的には一人思い当たるが・・・?)らしいのだが・・・・誰だ!?
昨年も我々が来る前日に由利商店に立ち寄った秋田のライダー達がいて、そのメンバーが今年も我々が来る前日に由利商店に立ち寄った事も考えられるが、彼らはFUNKYで走った事は無いから違うし・・・?
毎年我々が訪れる前日に立ち寄っているライダーをおねえさんが混同している事も考えられるのだが、その人物を特定出来ず私の頭の中はスッキリしないまま会話は終了する。昨年も昨日も鰺ヶ沢は雨で、彼らは雨中走行にうんざりした様子だった言う。
FUNKYも以前 「 今年も雨ですね! 」 がおねんさんの決まり文句だった時期も有ったが、近年晴れる事が多いのは彼らのおかげなのかもしれません?
そしておねえさんが焼いた焼イカが皿に盛られて運ばれて来たのだが、今回の焼イカは私が30年来食べているイカの中で一番の塩っぱさだった。ビールを片手に食べるには丁度良い塩加減でご飯が欲しくなるほどでも無かったが、ある意味新鮮なお味でした。 |
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焼イカ 1杯 250円 この値段は暫く変わっていない。 |
ZOOM+ 定休日は水曜日のようです。 |
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我々が出発支度を始めた頃、おとうさんが出てきて御挨拶。ジーンズ姿のお父さんは相変わらずの恰好良さで忙しそうにしていた。お父さんは漁師さんで獲った魚を店で販売(通販も行っています)しているのだが、私がいつも買っている生干しホッケ(冷凍)は今年も漁が少なく既に完売していて、私は今年もお土産に水蛸を購入いたしました。
この水蛸、冷凍ではありますが刺身で食べるとこれが旨いんです。保冷剤として水をカチンカチンに凍らせた500mlペットボトルと共に新聞紙に包まれた水蛸さんは私のテールバックの中に納まったのだが、この保冷システムは優秀で夕方になってもペットボトルの氷は半分以上残っていて、水蛸さんはしっかり品質保持されておりました。
我々は鰺ヶ沢を発って車力のいつものGSを目指して走り出す。鰺ヶ沢港の脇を通って国道101号のバイパスに出て信号を左折、直ぐ先の左側には近年ブサカワ犬 わさお で有名になった焼イカ屋さんが在る。今日も わさお の居る柵の中を覗き込む観光客の姿が見られたが、柵の中に わさお の姿は確認できませんでした。世の中何が観光資源になるか分からいもんですね・・・。
ブサイクでカワイイ?秋田犬が映画になって薬師丸ひろ子さんと共演するなんて、私には想像すら出来ませんでした・・・本当に・・・!?
我々は次の信号を左折、広域農道に入って車力に向かう。
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マスクのおにいさん |
畑の中を走る農道を注意深く走った我々は、信号の有る交差点を右折し県道12号に出て左折、直ぐ左側に在る ENEOS GS にバイクを止める。今日のスタッフさんはいつものマスクのおにいさん一人で、彼は我々が毎年この時期に訪れる秋田のライダーだという事に直ぐに気付いたようでした。
私は今回もマスクをしている彼を見て、何故彼が毎年マスクしているか気になった。時期的に彼が私と同じく花粉症である可能性は高いが、マスクをしながらの仕事は大変そうである。私も花粉症が出る時期にマスクをして仕事をした事があるが、事務職ならともかく体を動かす仕事では呼吸をする度に鼻にマスクが着いたり離れたりして集中出来ず、結局薬で対応する事にした。
花粉症歴30年以上になる私は、毎年この季節が早く通り過ぎる事を願うばかりなのだが、不思議とバイクで走っている時は花粉症の事を忘れているんですよねぇ・・・。
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車力のENEOS GS で給油 ウエット路面で濡れたバイクを軽く洗車 |
※マスクのおにいさんは今年も動きがキビキビ! |
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給油と洗車と休憩を終えた我々は、車力を発って津軽半島の突端竜飛埼を目指して走り出す。
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竜泊ラインを楽しむ |
十三湖、小泊と走り、峠を越えて 道の駅 こどまり を通過し海岸線に出た私は、ワイディングロードを楽しんだ後竜泊ラインが内陸部に向かう手前のゲート前(冬期間はこの先が通行止になる)にバイクを止める。ここには小さな駐車スペースが有っていつもは沢山の車が止まっているのだが、今日は車が1台もいませんでいた。
今日、竜泊ラインにいつもの賑わいが無いのは何故・・・?今年は例年より季節が進むのが遅く、山菜採りのシーズンがまだ始まっていなかった事も考えられるが、我々としては走り易くて大変良い環境ではありました。
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ゲート前から小泊方面を望む。後ろに見える海岸線に沿ったワインディングロードは結構楽しい。
※展望台からは津軽海峡を挟んで北海道が見えていたが、曇っていて迫力は今一でした。 |
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ゲートから展望台まで私はスロットルを開けて一気に走ったのだが、何回走っても最初の高低差の大きい左ヘアーピンカーブは走り慣れない。ライン取りとしてはインに着かずに大きく回るのが良いとは分かっているが、いつの間にかインに着いてしまい、空を見上げる感じでカーブを回っている自分がいる。
コーナーが多彩なバリエーションを持つゲートから展望台までの道は時間的には大した事は無いのだが、、ライダーにとっては結構印象に残る道なのではないだろうか。我々はタイヤのサイドを少し温めた後、展望台のパーキングにバイクを停める
展望台からは津軽海峡を挟んで少し霞んだ北海道が見えており、日本海の小島(奥に大島が有る)も少し霞んで見えていた。時間によっては北海道に向かう新日本海フェリーの姿が日本海に見えるのだが、今日は我々の到着時間が早かった為か(AM11:00前)フェリーは見えておりせんでした。
私はここ竜泊ラインで今日初めて ミシュラン Pilot POWER 3 のサイドを使う機会を持ったのだが、私が予想した通り立ちが強くコーナーリング中のライン変更が重い傾向にあるようだ。この印象はあくまでもフロントにミシュラン POWER CUP を履いた場合で、前後共に Pilot POWER 3 を装着した場合(それが通常)はまた違った印象になるかと思われます。
私は以前に履いていた POWER PURE のハンドリングが好きだった事も有り、 Pilot POWER 3 の印象はあまり良くなかったのだが、走るコース(コーナー)によってはまた違った印象を持つ事になるのである。
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ここのヘアーピンカーブは普通だが、ここを初めて走るライダーは登り始めのへアーピンカーブには結構戸惑うと思いますよ。 |
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日本海には小島がに見えていたが、小島の存在を知ったのは初めて新日本海フェリーに乗って北海道に渡った時でしたね。 |
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この展望台に在るトイレ、結構観光客の利用が多く賑わっている。従って入口前にバイクを止めるのは遠慮した方が良いかも・・・。 |
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展望台から竜飛埼へ向かって下る道は、正面に竜飛埼見え、その先に津軽海峡、そしてその奥に北海道が見えたりして景色に見惚れてしまう場所が有ったりするのだが、その下りの直線の先がクルッと回るカーブだったりしますので、慎重な走りを心掛け下さい。
今回我々は竜飛埼には向かわず、風力発電の風車前を右折して三厩に向かう。この三厩までの道は2車線なのだが狭く曲がりくねった道で大変忙しい。しかし、車に追い着かなければ結構楽しめる道で、我々は一気に三厩駅まで走ってしまいました。
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津軽半島最北端の駅 |

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このホームに1日何本の列車が止まるのだろうか?
※線路はここで行き止り。 |

昨年は新緑や山桜で彩られていた山々は、まだ残雪が目立ちまだモノトーンカラー。 |
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三厩駅で小休止を取った後、我々は国道280号に出て右折、今別バイパスを通ってGSの在る信号を右折、県道14号に入り 道の駅 いまべつ にバイクを停める。
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北海道新幹線工事 |
私がこの 道の駅 いまべつ にバイクを止めるのは久しぶり(2008年以来)だったが、道の駅の様子が大分変っていた。どこがどう変わったかはハッキリ思い出せないが、外に有ったトイレが無くなったのは確かで駐車場の様子も変わっていました。 |

今別の道の駅 外のトイレが無くなったり以前と様子が変わっていた。これも新幹線絡み?
※食堂には結構お客さんがいらっしゃいました。 |
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新幹線工事が進んでいました。北海道と新幹線で結ばれる日は近い。
※奥津軽駅(仮称)・駅前広場イメージ図 |
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この道の駅はJR津軽線の津軽二股駅とJR津軽海峡線の今別駅に併設されているのだが、新幹線が北海道まで通じると北海道新幹線奥津軽駅(仮称)となる計画が有るらしく、そうなるとこの辺の様子は激変するのかもしれません。
休憩を終え我々は小国峠を越えて大平で県道12号に出て右折、やまなみラインに向かう。やまなみラインの高速ステージを一気に駆け抜けた我々はそのまま国道399号に出て右折、十三湖の蜆を食べに はくちょう亭奈良屋 さんに向かう。
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久しぶりの十三湖 奈良屋 |

十三湖の湖畔に建つ はくちょう亭奈良屋 |
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十三湖と言っても特に見る物は無い。 |
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最初にお断りしておきますが、私がはくちょう亭の在る場所を訪れたのは本当に久しぶりで、前回訪れたのは15年以上前の事だったと思います。その為記憶が定かでなく、以前訪れた時ははくちょう亭の建物は無かった様に思いますし、手前の小さな建物(しじみ亭奈良屋と呼ばれている事を帰って来てから知った)で食事をしたのですが、現在その小さな建物がしじみ料理専門店になっている事を私は知らなかったのでした。
今回私は大きな建物(はくちょう亭)でしじみ料理が食べられると考え はくちょう亭 に入ったのだが、それが間違だった事にこのレポートを書いている時に気付いたのでした。私は蜆料理を食べにここに来たのですが、蜆料理を食べるのならしじみ亭に行くべきだったようです。
しかし、蜆に合う料理と言うのは結構難しくて、これまで幾つかの蜆料理を食べた私の経験からすると、一番美味しく蜆を味わえるのは蜆の味噌汁だったりするんですよねぇ・・・。
十三湖の蜆を使った物で有名なのは、ここの対岸に在る(今朝前を通って来た) 和歌山 元祖しじみラーメン で、私も何回か食べた事が有る。私の個人的な意見だが、しじみラーメンは蜆スープとラーメン麺の相性が悪いのかこれまで美味しいと思った事は無いです。
しじみの一番美味しい味わい方は、出汁の効いた蜆の味噌汁(しじみ汁)と言うのが私の出した結論で、そのしじみ汁を味わうのが今回私がここ訪れた目的なのでした。
席に着いて立派なおしながきを開いたのだが、蜆料理的な物はしじみ汁しかなく(蜆料理は隣のしじみ亭だから当然です)おしながきに載っている料理はどこにでも有るものばかりでした。しじみ汁を単品でオーダーすればあとはカツ丼でもカレーでも良かったのですが、私はこのお店の一押しメニューと思われるこの店の名の付いた はくちょう定食(1300円) を注文する事にしました。
はくちょう定食に付いてくるしじみ汁は小サイズで、折角なので私はしじみ汁を大(差額160円)に替えてもらって、料理が運ばれて来るの楽しみに待ったのでした。
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十三湖と云えば蜆が有名で、二日酔いでは無かったが蜆汁を大にしてもらった(160円増し)のだが・・・。 |
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そして 若いおねえさんの手で、はくちょう定食 は運ばれて来たのだが、はくちょう定食のしじみ汁 大 は私がイメージした大より少し小さく期待外れだったが、まずは一口しじみ汁を飲んでみる事にしたのだが・・・???
蜆汁独特のコクと言うか何と言うか・・・。 蜆の特有のあの味が薄いと言うか何と言うかその味は期待値以下でした。私は自分の家で作った蜆の味噌汁の方が数段旨いと思ってしまいました。
中の蜆の大きさも特に大きい訳でもなくスーパーでも売っている大きさ(高い方)で、私は十三湖の大きな蜆を食べてみたかったのですが残念です。十三湖の蜆には間違い無いのでしょうが、今回のしじみ汁にはわざわざここまで来て頂く価値は無かったですね。
私が以前来た時に飲んだしじみ汁は結構美味しかった記憶が有って、私はそれに期待して今回ここを訪れたのですが、残念でした。お隣のしじみ亭のしじみ汁とはくちょう亭の味が違う事も考えられるが、経営は同じ(両方共後ろに奈良屋が付く)と思われますのでそれは無いかと・・・。
我々は、気分直しに津軽鉄道の旧駅舎喫茶でコーヒーを飲むべく芦野公園へ向かった。
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