■3日目 |

窓からは利尻島がハッキリ見えていた。
※ポインターを画像に当てると拡大。

四歳いになるという大人しいお犬様。

ばっかす の朝食。
前回はさんまがぼだっこ(塩鮭)だった。

オロロンラインFUNKY指定撮影ポインで撮影。
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●3日目スタート
ばっかすの朝食は8時からで、早く起きる必要は全く無かったのだが、年寄りはちゃんと6時には眼が覚める。下に降りて行くと犬が私を見つけて窓に乗り出して来る。この犬は3年前にもいたお犬様で、今四歳だというから当時は一歳のまだ子供だったようだ。
今の彼も三年前と変わらず愛い奴で、私に向かって愛想を振りまいている。ご主人は利尻島に渡る始発フェリーにお客さんを送って来たとかで、既に起きていた。ばっかすには東京でお客さんが集まる会を開催するほどファンが沢山いるのだが、それはご主人の人柄に因るところが大きいように思う。
昨日の宴会でご主人がこの宿をやる前に北海道旅行ツアーの添乗員をしていて北海道中を回っていた事を話していたが、豊富な北海道情報やお客に対する上手な対応術はそこで磨かれたようである。
昨日ご主人がこんな話をしていた。電話が鳴って出てみると、それは泊まりたいのだけれどもお金が無いので安く泊めてもらいないかという男性からの電話だった。うちは素泊まりでも3600円だから安く泊まりたいのならライダーハウスにでも泊まった方が良い等と色々と相談にのっていたら30分も話していたそうだ。
お客さんが求める旅のスタイルに合わせたサービスを宿主としてどう提供出来るかを常の考えているご主人の姿勢が、多くの常連さんを作っているようである。
今日の朝食は8時からとなっているので私は出発を八時半に設定、我々は食事を終えたら直ぐに出発出来るよう準備を整える。

同宿のお客さん&ご主人と記念写真。
旗を持っているご主人は、今回は旗を
大きく振る事はありませんでした。
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我々は早々に食事を終え外に出ると、我々を見送りにご主人と奥様、今我々と共にアニマの里に泊まる気の毒な男性と自転車で北海道を回っている埼玉から来た女性が見送りに出て来てくれた。
前回はご主人が旗を振りながら他のお客さんと共に歌を歌って見送ってくれて大変驚いたのだが、今日のご主人は旗を持ってはいたが歌う事はなく(半分期待していたのですが・・・)、我々の旅立ちは静かなものとなりました。
8時40分過ぎ、我々は抜海を発って天塩に向かう。抜海から天塩までの道は右手に利尻島が見ながらサロベツ原野の中を走る快適な道(オロロンライン)で、我々は景色を楽しみながら快調に走る。
途中、FUNKYでは定番のパーキングで写真撮影を行う為に止まったのだが、我々の直ぐ後にアメリカンバイク(ハーレー等)の集団がパーキングに入って来て、我々を取り囲むように停車する。その止め方に秩序が無く、パーキング内にバイクが煩雑に止まっている状態になった。
団体でバイクを止める場合、そのバイクの止め方でそのグループの性格?が分かる。私がバイクを止める時は、他の車やバイクの邪魔にならないよう整然と並べるよう心掛けている。凸凹に並んだバイクより、頭を揃えて止めてあるバイクの方が見て気持ち良いでしょう。
周りに止まっているバイクを切り換えして避け、我々は再びオロロンラインを南下する。どこかで工事をしているようで今日の道道106号にはダンプトラックが多く走っていた。
私はサロベツ原野の大自然景観とダンプとの間にに何か違和感を感じてしまったのだが、考えてみたらサロベツ原野の中にこんな道路を造ってしまった事が間違いであったのかもしれないですね。

3年前に撮影した風車の写真。
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それほどにサロベツ原野の景色は見る者に大自然の雄大さを感じさせるものなのだが、そう考えると天塩近くに在る一列に並んだ風車群もサロベツ原野には馴染まない感じがしている今日この頃です。
天塩の街を抜けた我々は国道232号に入ったのだが、昨晩の話もあって私は黒いクラウンを探して走っていた。幸い?にも黒いクラウンに追い着く事は無く我々は啓明から道道119号に左折して国道40号の佐久を目指す。
この道を走るのは今回が二回目(前回は三年前)で、その時走った印象はそれほど楽しめる道ではないなという感じだった。ところが今回走ってみると、咲花トンネル前後の道は楽しく走る事が出来た。適度なRのコーナーが連続するワインディングロードは、高いギヤで流して走ると気持ち良かったです。
国道40号に出る手前で私はバイクを道路脇に止め新人さんの到着を待っていたのだが、先ほど追い越した車が横を通り過ぎる時何となくドライバーさんと目を合わせないようにしている自分がいた。特にご迷惑をお掛けした訳ではないのだが、ドライバーさんの視線を感じると何か気まずいだよなぁ・・・。
新人さんと合流し国道40号を音威子府に向かって走り出した我々の左手には、天塩川が悠々と流れていた。天塩川は先程我々が通って来た天塩の街手前の大きな橋近くに河口が在って、これから我々が向かう岩尾内ダムの奥に在る天塩岳に源を発する川である。
天塩川は川幅は広くはないが長さは256kmもある日本で四番目に長い大河で、我々は今日河口から源流まで天塩川流域をたどる事になる。音威子府の街を通過した我々は、昨日も走った国道40号を南下、道の駅 美深 にバイクを停める。
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道の駅 美深 到着
手が悴む程寒かったです。

下川手前で新しい道に入る。
※ ポインター当てて下さい。
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●待ち合わせポイントに向かって
音威子府辺り(内陸?)から気温が下がったようで、走っていてやたら寒くクラッチを握る指が悴んできていた。指が悴むという事は気温が10度以下であったと思われ、さすが北海道です季節は秋田より一ヶ月先を行っていました。
バイクを降りたところで私はふと股間に目をやったのだが、そこで私の視線はフリーズする。私が寒さを強く感じたのは、気温が低かったせいだけではない事が判明したのである。
私の視線の先にはファスナー(金属製チャック)が全開状態のレザーパンツが見えていて、困った事にファスナーは開いていたのではなく壊れて全開になっていた。ファスナーを開け閉めする金具が上がった状態で動かず、ウエスト部分が広がらずにレザーパンツを脱げない状態に陥ったのである。
体が冷えていた私はトイレに向う事になるのだが、私が男性である事が幸いして何の問題(ファスナーは全開状態)も無く用をたす事が出来た。しかし、これが女性だったり大であった場合パニックになっていた事は明らで、そんな状況を私は一瞬頭の中に思い描いたのだが直ぐに消去した。
この状況から脱するにはファスナーの金具を何とかしなければならないのだが、パンツを脱いで修理?するにはそれなりの場所が必要となるのとそんな時間も無く、私は宿までこのままの状態で行く事にした。
しかし、バイクに跨っている時は問題ないとしても、降りた時は気を付けていないと変なオジサン状態になってしまうし、最大の懸念材料は宿までレザーパンツを脱ぐ状態を作らずに行けるかが大?問題だったのだが、不覚にも私がその状況を自ら作り出してしまうお話は後ほど致します。
ここで近くに来ている筈の10Rと連絡を取ったのだが、彼は滝川発って深川から幌加内に出て今霧立峠の近くにいるらしく、私は彼と落ち合う場所を相談する。そこで我々と彼との中間点近くに在り、彼もよく知っている以前給油した事のある下川のガソリンスタンドで落ち合う事を決める。
我々はここ美深から道道49号に入り仁宇布から上幌内と走り、道道60号に右折して下川を目指すのだが、10Rは添牛内から士別に出て岩尾内を回って下川のGSを目指すようである。距離的には我々のルート(80km位?)より10Rのルート(100km位?)方が距離が有りそうなのだが、走るペースからいって下川に到着するのは同時位だろうと私は考えていたのだが・・・結果は後ほど。
道道49号に入れば車の数は減ると私は考えていたのだが、実際には予想より多くの車が走っていてその車の多くは仁宇布在るトロッコ王国のパーキングに入って行っていた。
私も時間が有れば小型発動機(ロビンエンジン?等)で走るトロッコに乗ってみたい気持ちは有ったが、今回は下川に10Rが待っている事だしで諦めました。しかし、一度は乗ってみたい乗り物(鉄路の上を走る乗り物)である。
仁宇布簡易郵便局前で新人さんを待った後、道道49号の美深峠(美深峠は複数存在する)を越えて上幌内の道道49号と道道60号が交わる手前で私はバイクを止た。
新人さんを待つ私に一つ心配な事が有った。ここに止まる少し手前に右のブラインドコーナーが有って、そのコーナーの先に左の道から出て来た車が撒き散らしたと思われる泥が道路左側一面を覆っていたのだが、私はそこを一瞬ヒヤッとして通過していた。
その場所を新人さんが無事通過出来たかどうかを私は心配していたのだが、新人さんは無事通過出来たようで私は余計な心配をしてしまったようである。
新人さんの素晴らしいところは道路状況に対応した走りが出来るどころで、それは地球一周分の距離を走った経験がベースになっていると考えられる。安全マージンを取ったその走りは私としても安心して見ているところなのだが、考えていた時間より少しでも遅いと心配になってしまうものなんです。
ミラーの中に常に姿が映っていればこんな心配はしなくてもよいのだが、そうなるのにはもう二年は掛かるのかな?

いつものパーキングで休憩
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道道60号に右折した我々は、その直ぐ先のいつものパーキングにバイクを停め休憩する。このパーキングに止まった時、バイクから降りるといつも膝がガクガクするのだが、今日は気合を入れて走ったのが仁宇布からの美深峠だけだったので何ともなかった。
新人さんは基本的に細かく曲りくねった道(低速ステージとも言うが)が好きな方で、ここまでもそうだったがこれから先の下川までの道が楽しかったらしい。
私もここをこの方向で走るのは三年ぶりで、しかも前回は省燃費走行でTOPギヤキープで走っていたから、今回は久しぶりにスロットルを開けた走りを楽しんだ。
道道60号が峠を越え珊瑠川(サンル川)沿いを走るようになると以前と道が変わっていて右の山の上を走るようになっていた。この道路の付け替えはサンル川をせき止めて造るサンルダム建設に伴うもので以前から工事は行われていた。
本体工事は今年の12月に始める予定になっていたらしいが、夕張の夕張シューパロダムと同様民主党政権によって凍結されたようだが、私の立ち位置としてはダム凍結には賛成ですが、付け替え道路の建設は早目に願いしたいというところです。
付け替えられた新しい道は高速の素晴らしい道で、我々をあっという間に下川まで連れて行ってくれたのだが、この道が奥まで伸びるのが今から楽しみになってしまいました。
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下川のやない菓子司
※ポインターを当てると拡大。
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●無事に合流
下川の街に入って我々は、下川町役場の向かいに在るGSに直行する。GSに到着してみると10Rの姿は無かったが、いつもの店長さんが居て私はレギュラー・満タン・現金を告げる。
我々が給油していると10Rが軽やかな音と共に到着する。彼は20分前に下川に到着していたのだが、近くのコンビニで朝食?を買って食べていたらしい。我々より遠い所から20分も早く到着するとはさすがである。
これで今回の北海道参加者全員が揃ったわけだが、給油を終えた我々はここから数百メートル先のやない菓子司に向かった。

この雪ふりプリンが人気のようです。
※ポインターを当てると・・・。

美味しいけど特段に美味しいというわけでもない?
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このやない菓子司で販売している雪ふりプリンは、テレビで紹介されてから全国的に有名になったプリンで、ミーハーで甘い物好きの私が独断で訪れるのを決めたお菓子屋さんだった。
これは普段スィーツ系の食べ物は殆ど食べないという二人のメンバーに取っては大変迷惑な話だった訳だが、お二人は文句も言わずに私に付き合って下さいました。ありがとうございました。
そしてその雪ふりプリンのお味はと言うと、普通に美味しいプリンでした。
雪ふりプリンの由来は多分プリンの上に雪が積もったようにふりかけられたホワイトチョコレートと丸いホワイトチョコレート(雪玉?)からきているのだと思うのだが、ホワイトチョコレートも美味しいしプリンも美味しいのだが、合わさって新しい味になっているかと言うとそうでもなく、その部分に私としてはもの足りなさを感じてしまった。
しかし、これはあくまでも私の主観でありまして、皆さんは下川に実際に行って美味しい雪ふりプリンを食べてご判断頂くが、やない菓子司では産直も行っているようですので、取り寄せて味わってみて下さい。
我々は高カローリー食品を摂取した後、下川を発っていつものルートで岩尾内ダムに向かう。
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道の駅 白滝のソフトクリームは、
期待に反し平凡な物だった。
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●道の駅 白滝 で地獄を見る?!
北見峠を楽しんだ我々は、道の駅白滝にバイクを停める。この道の駅は、自動車専用道上越白滝道路の北大雪トンネルを上川方面から抜けると直ぐ右手に在る道の駅で、以前は自動車専用道からしか利用出来なかったが、今は国道333号からでも利用出来るようになっている。
我々はここで昼食を食べる予定にしていて食堂に行ったのだが、昼時を過ぎていたせいなのかご飯やそばが売り切れで、1時間後でなくては食べられない言う。直ぐ食べられるのはラーメンぐらいだったが、私はそばが食べたかった。他のメンバーもラーメンはパスという事で、ここでの食事は取り止め後でコンビ等でエネルギーを補給する事にする。
私の場合、ここ 道の駅 白滝 で行わなければいけない事が有ったのだが、それを行うべきか止めるべきかで悩んでいた。それは以前から食べてみたかった白滝のソフトクリームなのだが、空きっ腹にソフトを食べて大丈夫かと言う問題だった。
もしソフトを食べて模様した場合、ファスナーが動かない現状では地獄を見る事は明らかで、そのリスクを取ってまでチャレンジする価値が白滝のソフトクリームに有るのか? 私の心は揺れていた。
私が何故白滝のソフトに拘るのかは、私の北海道レポートをズッーと読まれている方はご存じだと思いますが、アニマの里で食べたソフトと同じ原料を使っているかを確かめたかったのです。
その理由は話が長くなりますので割愛させて頂きますが、それはもう五年位前から考えていた事であり、今回その機会が巡って来て、私は今悩んでいるわけです。
そして私は決断してしまいました。 そう 白滝 ソフトを食べる事を・・・!!
これまで待った時間の重みに私は負けてしまったのですが、勿論、お腹の調子も考慮しての結論でしたし、もしもの時はその時に考えるという 「何とかなる!!」 的な私の性格がそうさせたのかもしれません。
私は250円をカウンターの上に並べバニラを注文する。お兄さんが作ってくれたソフトクリームは結構整った形だったが、コーンがこのソフトが250円である事を主張していた。
私は五年間待った白滝ソフトをヒトナメしてそれが普通のソフトである事を知る。それは私がアニマの里で食べた少しザラッとした感じの美味しいソフトとは全く違うソフトだった。
その事が分かれば私の長年に亘る課題は解決されたわけで、それ以上食べる必要は全く無かったのですが、貧乏性の私はその普通のソフトを不覚にも完食してしまったのであります。
食べ終わった時、確かに嫌な予兆は御座いました。そしてそれは次第に現実のものとなっていくのであります。私は立ったり座ったりして必死に抵抗を試みたのですが、その流れを止める事は出来ず、私はトイレの中にでその時を迎える事に致しました。
四角い狭い空間の中で時間は過ぎてゆき、タイムアップが寸前に迫り私が必死にチャックと格闘していたその時・・・・・神が降りて来たのです。
金具が何故か 「ギィーッ」 という音と共に5p程下がった。
それからはマッハで速かったです。
何とかダメージ無しで事を済ませる事に成功した私は、その開放感に暫く浸っておりました。その後私は扉を開けて四角い空間から出たのですが、その時の私は 「神様はいた!!」 と心の中で叫んでおりました。
そんな事が有った事を他のメンバーに悟られないように勤めて普通の顔を装っていた私ですが、顔が自然にニヤケていたかもしれません。
現在のレザーパンツの状況は、パンツを脱ぐ事も出来るしファスナーの中間部で留まっているので全開状態でもなくなり、結構良い状態だった。私は金具を下手に動かして状況を悪化させる事を嫌い、このままの状態で秋田に帰る事に決めたのであります。
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留辺蘂で今日最後の給油で最終ステージに備える。

いつもの置戸Seicomartで休憩。

何とか落陽に間に合いました。
 雲が多くて夕陽は見えませんでした。
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●今日最後のステージを楽しむ
地獄を見た 道の駅 白滝 を後にした私は、自動車専用道を遠軽に向かって走り出す。この自動車専用道は丸瀬布まで一部途切れながらも完成していて、以前と比べると遠軽までの時間が大分短縮されていた。
今回私は遠軽から留辺蘂までの国道242号を初めて走ったのだが、途中に金華峠という峠が在ったのでどんな道なのか楽しみにしていた。しかし実際に走ってみると交通量も有るし、金華峠は峠とは意識しない程平坦な道で普通に走る道だった。
途中一台のバイクを追い越したのだが、追い越されたバイクは我々と一定の間隔を取って着かず離れず着いて来ていた。
我々に追い越されたバイクの取る行動パターンとして考えられるのは、
●自分のペースを守って走るパターン(これが一番多い)
●我々の後ろにピタリと着いて走るパターン
●今回のように我々と少し間隔を取って着いて来るパターン
●そして一番少ないのが我々を抜き返すパターン
(このパターンは今まで殆ど無かったかも?)
等だが、一番困るのは追い越された車両が我々に追い着こうとスピードを上げる事で、無理をして事故でも起こされたら大事になるので、皆さんにはマイペースでの走行をお願い致したいと思います。
留辺蘂で国道39号(国道242号との共用区間)に出た我々は、最後のスペシャルステージに備え今日最後の給油を行う。時間は三時を回っていてこの季節この時間になると陽も傾き明るさが無くなってきていた。
私はこれから向かう陸別までのスペシャルステージが心配になったのだが、今の時期四時半頃までは充分走れるから問題は無いだろう。しかし問題は、女満別のメルヘンの丘で夕日の写真を撮りたいと考えていた私は、その時間までに女満別に到着出来るかどうかだった。
留辺蘂から北見、美幌と国道39号をそのまま走れば、問題無くその時間まで女満別に着ける事は分かっていたが、我々はどうしても陸別経由で女満別に行かなければならないのである。
給油を終えた我々は国道39号と別れ再び国道242号を南下、置戸のSeicomartにバイクを停めて体にエネルギーを補充、これから向かうステージに備え体調を整える。
そして今日最後のスペシャルステージが始まった。今回は10Rと二台で(新人さんは単独で)そのステージを楽しんだのだが、ミラーにヘッドライトが映りながらの走りは安心感?が有って楽しく、私は10Rと共に置戸〜陸別間を大いに楽しんだのでありました。
陸別の郵便局の前にバイクを止め新人さんが到着するのを待っていると、向かいに在る広場でお祭りみたいな催し物が行われていて沢山の人が出ていた。私は何回となく陸別の街を通っているが、これ程多くの人を見たのは今回が初めてだった。
北海道の田舎街はどこでもそうだが、普段人気の無い街でもお祭りの時は人がどこからか湧いて出て大勢の人々で賑わっている事が多い。北海道の田舎に人が居ないのではなくて、面積が広過ぎる為に人口密度が低く人が居ないように見えてしまうという事なのだろう。
陸別から道道51号入り津別を目指した我々は、津別の本岐で国道240号に入り津別の街を通過、美幌に向かう。この時点でまだ太陽はまだ沈んでおらず、何とか女満別の日没には間に合いそうである。
美幌から女満別空港まで自動車専用道を使って走った我々は、五時過ぎ太陽が沈み始めたメルヘンの丘に到着する。
太陽は遠くの山に落ちていくのだが、空には薄雲が掛かっていてその姿を見る事は出来なった。しかし夕陽が赤く染めたあげた雲をバックに、メルへンの丘の木々がシルエットになって浮かび上がる光景は美しく、私はカメラのシャッターを押しまくってしまいました。
我々がバイクを停めた場所は国道39号の道路脇のパーキングで、目の前はジャガイモ畑になっていた。今がちょうど収穫の時期のようで、コンバイン?(大型の収穫機械)がジャガイモを畑から掘り出していた。
大きなジャガイモが土の中からゴロゴロと掘り出される様は見事で、昔は人力で掘り出していた事を考えるとこの機械は画期的であったに違いない。

呼人のコンビニで買出し。
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写真撮影を終えた私は、女満別を発って網走のアニマの里を目指したのだが、その前に呼人のコンビニで今宵の飲み物を仕入れる。
陽が落ちて辺りは暗くなり始めていて、我々は宿に急ぐ。日が沈むと気温が一気に下がって寒くなってきた。
道の左に広がる網走湖の湖畔にはキャンプ場が在ってそこにテントを張ってキャンプしているライダーの姿が見えた。
この時期のキャンプツーリングは、傍から見ていると寒くて大変そうである。私も若い時はキャンプツーリングをした事が有ったが、FUNKYで走るようになってからはそれは無くなった。
我々の場合の宿は、その日の疲れを癒し明日の為にコンディションを整える場所で、体を休められる場所でなければならないからだ。
しかし、キャンプで周るツーリングも楽しいもので、キャンプ場での人との出会いや日常生活には無い経験は旅の楽しい思い出となるから、0FF車にキャンプ道具を積んで北海道を周るツーリングをしてみたい気持ちは有るのだが、それはもう少し先の事になるのかな?
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