
天気は最高!! |

暑いくらいの陽気になりました。
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ジンギスカンを食べ終えた私は、ナイタイ高原牧場に来た時のお約束、ソフトクリームをデザートに買い外に出る。
私は美味しいソフトをナメナメしながらナイタイの雄大な景色を眺め、今年もこの景色を見られた幸せをかみしめる。皆さんもナイタイの景色を眺めながら、暫く想いに耽っておりました。
私は今までの経験からナイタイをPM2:00に発てればフェリーに十分間に合うと踏んでいたのだが、PM2:00我々は無事ナイタイ高原牧場パーキングを出発して狩勝峠に向かった。
我々がパーキング出てゆっくり下って行くと、見た事が有るバイクに追い着いた。それは先ほどここの上りで追い越したバイクで、彼がまたまた我々の前に立ち塞がったのだ。
私は同じバイクに二度も追い越されるライダーの気持ちを思うと追い越すの事を一瞬躊躇ったが、綺麗に追い越して前に出る。
雄大な景色を見ながら走るナイタイの下りは、走っていて本当に気持ちが良い。私は少しでも長くその景色を眺めようとゆっくりとしたペースで下っていたのだが、それでも他車を追い越してしまうのはどうしてだろう?!
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狩勝峠からの十勝平野。
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●トラップ トラップ トラップ
ナイタイ高原牧場を出た我々は、国道274号の直線路に出る。我々はこの長い直線路から鹿追、新得と走って国道38号の狩勝峠を楽しむ事にしていた。
国道274号の長い直線(直線と言っても高低差が有る為見通しは限られる)を走っていると飽きてきてスピード感は無くなり(当然メーターは見ていない)、私はボーッとして走っていた。
するとライトを点けて走って来る対向車が見えた。
近くにトンネルは無かった筈で、私は一瞬 ? マークが点灯したが、気にせずそのまま走る。
すると次に来た車が パッシング!! を私に浴び掛ける。
私が反射的にフルブレーキを掛け減速すると、目の前に青い服を来た人が私の方を見つめて立っていた。私はとっさにミラーの中を覗き込んだのだが、そこには誰の姿も映っていなかった? 何故?
そしてそこから少し走ると、道路脇から空き地に戻る旗を持った人の姿が・・・。
私はこの直線でこのような行為が行われている事は以前聞いた事がありまして結構気を付けて走っていたのですが、今まで何度通っても出会った事が無くすっかり忘れておりました。
それでも既の所でパッシングに救われた私でしたが、何故後ろに誰もいなかったのかが分かりませんでした。
後に後続のお二人から聞いたその理由は、私にとって結構ショキングなお話でした。
その時のお二人は、私がパッシングを見た車の1台前の車からパッシング受け、スピードを落として走行していたそうで、私一人が突出した状態で走っていたようだ。
私も皆さんと一緒に1台目のパッシングを見ていた筈なのですが、私はそのパッシングに記憶が無かった?!
「 アレーッ 」 もしかしたら、あのライトを点けて走っていた車・・・?
私に思い当たるのはあの車ぐらいなのですが・・・
「 パッシングしていたか? 」
私、パッシングをしていた車をライトを点灯していると勘違いしたようです。
これは結構 アブナイ です。
普通 パッシング と ライト点きっ放し は間違えないでしょ!?
私、視覚が間違っているようです。 アブナイ です。
もっともバイクで千鳥走行している場合、キッチリ隊形を整えて走っていればレーダー測定の場合止められる事は殆ど無く(スピードにも因るが、先頭と二番手が接近して横に並んで走っているので、レーダービームがどちらのスピードを測定したか判別が難しい)、もしも止められた場合(通常は一番手)でも其の辺を主張すべきだろう。
千鳥走行から離れて単独で走行している時は、レーダービームを単独で浴びる事になり止められる可能性が高くなる。サバンナでは群れ(草食動物)から離れていると、ライオン等の肉食動物に狙われ易くなると同じで、バイクで千鳥走行する場合はシッカリと隊形を組む事が身を守る事に繋がるのである。
もっとも今回のように先頭が間抜けな場合はその限りにあらず、後続はシッカリスピードを落として自分の身を守るのが正解で、自分の身は自分で守るのが基本である。
それはともかく、タイトな時間で行動する我々にとって時間を浪費せずに済んだ事は本当に幸せな事だったのですが、敵?は我々の為に次のトラップを用意していた事を我々は知る由もなかった。
しかしその時の私は、此処に居るならこれから向かう狩勝峠下のいつものポイントには絶対に居ると確信しておりました。
鹿追のほくれんGS(本当はプチで給油したミニチュアダックスのいる癒しのGSに立ち寄りたかったのですが、我々に犬と戯れる時間はありませんでした)で北海道最後の給油をした我々は、誰かさんが絶対に待ち受けているであろう狩勝峠に向かう。
国道38号の直線が終わりローソンの手前から警戒体制に入った私だったが、私の予想はものの見事に外れ、パーキングにその人達の姿は無かった?
交通安全運動期間にこの場所にいないなんて私は到底納得出来なかっのだが、これが彼らの巧妙なトラップであった事をその後に知る事になる。
狩勝峠の登坂車線が始まり、いつもの私だったらギヤダウンしてスロットルをカチカチと行く所なのだが、何しろリヤタイヤの溝はとっくに無くスチールベルトが出そうな位でしたから、私は先頭を10R氏に代わってもらって新人さんの先導役に回る事にしていました。
私が左に寄って10Rが前に出て私の後ろに新人さんが着いてフォーメンションを整え、サァーこれからリスタートしようとしたその時、我々の目の前に白と黒のツートンカラーの車が飛び出して来た。
私、狩勝峠を今まで何十回と走って来ましたがこんな経験は初めてで大変戸惑ってしまったのですが、赤いランプを回した車は我々の前を走っていた1台の車を追い掛け始める。
白黒さんは昼頃我々が本別手前で見たのと同じレーダーパトさんで、上りの左コーナーの所(サホロモータースポーツランドの横道)でレーダービームを発射していた模様で、偶々我々の前を走っていた車がそのビームに捕捉されてしまったようである。
捕捉されたドライバーさんには本当に申し訳ないが、
不謹慎にも私、思わず 「 ラッキー !! 」
と叫びそうになってしまいました。
もし私のタイヤが減っていなかったらと考えると、ゾッといたしました。タイヤが減っていなかったら多分前の車の前を私が走っていて、私がレーダービームを浴びていたと思われ、私はタイヤが減っていた事に本当に感謝いたしました。
しかし、問題はそれからでした。追尾を受けたドライバーさんは10R氏によると結構年配の方だったらしいのですが、後の白黒さんに気付かなかったのか無視したのか分かりませんが、スピードを落とさず暫く走り続けてしまったのです。
結果、我々は白黒さんの前に出られないまま暫く二台の後を走る事になってしまいました。二台の車が左の駐車スペースに消えて行った時、既に狩勝峠スペシャルステージの4/5が終了しており、結局我々は1/5しかスペシャルステージを楽しむ事が出来ませんでした。
それでも今回もまた時間を浪費せずに済んだ事は幸運だった訳で、前を走っていたドライバーさんが何処に住んでいるかは知りませんが、我々は彼に足を向けて寝られません。
皆さんも狩勝峠を上る時は、サホロモータースポーツランドの所までスピードメーターを良く見て走るようにして下さい。白黒さんのレーダービームが狙いを定めているかもしれませんよ・・・?

狩勝峠に到着。
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聞いた話では、北海道警では覆面パトを減らしてレーダーパトを増やしたとか?追尾測定よりレーダー測定の方が面倒が無く確実な事からそうなった?
忍者のような覆面パトよりレーダーパトの方が正々堂々?としていて私としては良い傾向だと思いますが、いずれにいたしましても、私その手のお車にお世話にならぬよう心掛けようと思います。
狩勝峠の頂上で待っていた10R氏と一緒になった後、私が再び先頭になってトマムを目指す。
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穂別 ポレポーレ でお母さんとお嬢さんにご挨拶。
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落合で国道38号と別れ道道1117号に入ると交通量が減って走り易くなったのですが、我々は私のタイヤのせいで一定のペースでトマムに向かう。トマムの手前まで来ると、道東道トマムICの出口が有ってそこから車が次から次に出て来ていた。
この道東道は来月の10月24日に占冠まで延伸する事になっていて、そうなればこのICから出て来る車も減り占冠までの道は以前の静けさを取り戻し走り易くなる思われるのだが、今日は私のタイヤが無い事もあって我々は車の後ろで占冠に向かう。
来年、溝の有るタイヤで車が少なくなったトマム〜占冠間を以前のように是非楽しみたいものである。占冠から道道610号で国道274号の出た我々は、穂別稲里から道道74号に入って穂別のSeicomartに向かう。
●無いものは無いですから?
穂別到着PM4:50、ナイタイから3時間弱走りっぱなしだった。私は鵡川で温泉に入る時間を作るため休まずに走ってしまいました。今回の北海道で最長の一気走りだったのだが、致し方あるまい。
Seicomartで休憩を取った我々だったが、新人さんには穂別で確認しておきたい事があった。外れた眼鏡のレンズはポレポーレの建物の中に有ると堅く信じていた新人さんは、これまでポレポーレからレンズが見付かったという電話を心待ちにしていたのだが、音沙汰が無かった。
Seicomartから目と鼻の先のポレポーレの前にバイクを止めた私は玄関に行って声を掛けると、お父さんが出て来て四日ぶりの再会をしたのだが、奥には娘さんが居てお母さんを呼んでいる。
出て来たお母さんは相変わらずお元気で、一年ぶりに挨拶を交わす。レンズの事を聞いてみたが、家中探しただがレンズは見付からなかったと言う。
「 無いものは無い。」 わけで、新人さんには諦めてもらしかあるまい。
新人さん、今でもドアの傍に落ちていたのはレンズだった筈だと言っておりますので、結構頑固です。
お母さんは 「 中で休んでいって・・・ 」 と言ってくれて、私もそうしたかったのですが、我々にそんな時間は無く丁重にお断りして鵡川に向かう。
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PM5:40鵡川の四季の湯に到着

安堵感からか、結構酔っ払ッチャッてますね!?
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●無事北海道を離れる
半分、鵡川の温泉を諦めていた私だったが、PM5:40 我々は何とか温泉には入れる時間に鵡川の四季の湯に到着する。ここから15分程の所に在る苫小牧東港からフェリーが出るのはPM7:30で、今回はチケットも購入済みなので30分前までにフェリー乗り場に到着すれば問題ないだろう。

シッカリ暗くなったPM6:40四季の湯を出発
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我々は早速温泉に向かい、北海道の埃を落とし、フェリー乗船に備える。我々はいつも温泉に入ってから夕食を食べてフェリー乗り場に向かう事にしていて、今回は時間が無い事から早目に食事のオーダーをして時間を確認してあったのだが、言われた時間(15分程の幅が有ったが)になっても運ばれて来なかった。
待ち切れずに電話を掛けると
「今出たところです。」
のお約束の返事が返ってくる。
これは暫く掛かると思ったら、電話を切った直ぐ後にお兄さんが食事を運んで来た。
私の考え過ぎでした。
何とか予定時間内に食事を終えた我々が外に出て見ると、辺りはすっかり暗くなっていた。我々が鵡川を発って真っ暗な国道235号を浜厚真に向かって走って行くと、道の延長線上にフェリーターミナルの明かりと我々の乗るフェリーが見えて来て、私は何故かホッとする。
フェリー乗り場に到着してみると、他のバイクは既に乗船済みで車が少々残っている状態で、我々はそのまま乗船となった。私はいつもフェリーターミナルでお土産を買って乗船していたのだが、今回はその時間も写真を撮る時間も有りませんでした。
しかし、フェリーの中でも北海道土産は売っているので問題は無く、我々は無事船上の人となる。フェリーに乗ってしまえばもうコッチのもの、長かった北海道最終日の走行は終了、後は酒を飲んで寝るだけである。
バイクから荷物を降ろし我々は客室に行ってスペースを確保(行きと違って帰りは空いていました)した後、ロビーのテーブルを確保し売店で飲み物とツマミを購入、先ずは乾杯して今回の北海道を振り返るいつものルーティーンでそれは始まった。
少しして汽笛が鳴りエンジン振動が変わってフェリーが北海道を離れた事を知る。今回の北海道は、シルバーウィーク中であったり交通安全運動中だったりしていつものFUNKY北海道とは多少違うところはあったが、天候にも恵まれ(雨が降ったのは半日)私としては十分に楽しんだ北海道だった。
新人さんは北海道を初めてのバイクで走り多くの経験を積んだであろうし、10R氏は久しぶりのフライトツーリングだったが思い出深いツーリングになったと思う。
私としてはタイヤの読みを誤ってツーリング後半をセーブした走りで過ごさなければならなかったのが悔やまれるが、それでも還暦で迎えた今回のフル北海道はいろんな意味で思い出に残る北海道であった。
皆さんとのお話は照明が落とされ、日付が変わっても続いたのだが、今回は場所の移動を言われなかったのはどうした訳だ。そういえばいつも我々を上のサロンに誘導する彼の姿を見なかったよう気がする。
この船は彼が乗る船(秋田に立ち寄る船は二隻でのピストン運行)ではなかったのかもしれない。言われると面倒くさいが、言われないと寂しい気がするのはどうして!?
最終的にロビーに一番最後まで残っていたのは我々(FUNKYは何でも一番を目指す?!)でしたが、客室に戻った私の寝付きは疲れも有ったのでしょう速攻で早かったようなのだが良く覚えていません。
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最終日 |