北海道3日目の朝が明ける。夜中に雨音を聞いたような気がした私は起きて直ぐに外を確認、残念ながら道路には水溜まりで出来ており小雨が降っていた。
出発まではまだ時間は有るが、出発までに路面が乾く事は難しいそうである。私は布団の中に戻って朝食までの時間を潰す事にする。
|

ばっかす の朝食 |
時間になり、我々は朝食をいただいた後、出発の準備を整えて外に出る。
|

出発時、雨は上がっていたが路面はフルウエット状態だったが・・・。

ばっかす ではバイクを車庫に入れさせてくれるので雨の時は助かります。 |
雨は上がったが路面は濡れており、我々は雨具を着て出発する事にした。いつものようにオーナーさん夫婦の見送りを受けた我々は、サロベツ原野の中を走る道道106号を天塩に向かって南下する。
シルバーウィークの為なのかいつもより多くの車やバイクが走っており、我々は車の流れにのって走っていたのだが、前方に黒い雲が見えてきてその雲は右側に広がる日本海まで続いていた。
そしてその数分後、我々は激しい雨の中を走っていた。それは結構な雨だったのだが、稚咲内まで来ると雨は小降りになり、風車が立ち並ぶオトンルイ風力発電所まで来ると雨は上がる。我々は天塩の道の駅で休憩としたのだが、休んでいる間にまた激しく雨が降って来てしまった。
海側から雨雲が次々に流れ込んでるようで雨は強弱を繰り返していたが、我々は雨が降る中天塩を出発し国道232号を南下、遠別町啓明から道道119号に左折して中川町を目指す。
国道232号も交通量が多く我々は車と共に移動したのだが、道道119号に入ると車はいなくなり少しペースを上げる。しかし路面はウエット、路面を注意深く探りながらの走りとなる。
遠別町と中川町の境にはトンネルが在るのだが、そのトンネルを抜けると路面は乾いており我々は今日初めてのドライ路面を楽しんだ。中川のT字路の手前にバイクを止め後続を待ったのだが、道路の向かい側にアメリカンバイク(ドラッグスター400?)が停まっていて、ライダーは地図を広げ見入っていた。
啓明へ向かう道道119号を確認していたと思われるのが、反対方向から来た我々の姿を見て間違いない事を確信したのか、彼は地図を仕舞って我々に軽く手を挙げて啓明方向へ走って行く。
私がその姿を見送っていたその時、彼のジャケットから何かが落ちたのが見えた・・・?
路面に落ちたのはグローブ(片手)だったのだが、彼はそれに気付かず走って行く。
私は急いで手を振って彼を追い掛けたのだが、彼が止まるとは思えなかった。
だってそうでしょう。
彼は声が届かないくらい遠くまで行っていましたし、ライダーは普通前を見て運転するでしょう。
・・・ところがです。
彼は一瞬ミラーに視線を送って後ろを見たんですよ・・・!
そして彼は私が手を振っている姿を見たのでしょう・・・バイクを止めたんです。
メンバーがグローブを拾って届けた時、彼はグローブを落とした事を初めて知ったようで、何回も頭を下げ私の方にも頭を下げていました。
彼が道の確認の為止まって地図を見た時、グローブをジャケットのポケットに入れたのだが、そのまま走り出した為グローブがポケットから落ちてしまったと思われます。
我々の場合グローブをする事は走り出す前のルーティーンになっていて、グローブをしないで走り出す事など考えられないのだが、普段グローブをしていない人は気付かないのかもしれませんね?
彼がそのまま走っていたとしたら、落した事に気付くのは国道232号に出て止まった時でしょうから、グローブを発見するまで20km以上走る事になりますから、多分途中で諦めたでしょうね?
彼が私に気付かず行ってしまった場合、私も困ったでしょうね・・・。
落したグローブを持って彼を追い掛けたかと問われたら・・・?
グローブを拾いに行ってバイクの所に戻り、バイクの向きを変えて彼を追い掛ける・・・。
トンネルまでには追い着く自信は有ったが・・・どうするかなぁ・・・。
止まってくれて本当に良かったと思いますね・・・!?
国道40号に出ると路面はドライ、雲の切れ間から青空も覗いており我々は天塩川沿いの道を快適に走って音威子府へ向かう。
音威子府を通過し咲来から道道220号の入った我々は、歌登のSeicomart目指す。私は咲来から歌登間のブラインドの少ないワインディングロードが好きで結構楽しんでしまったのだが、歌登は青空も見える明るい空で良い天気だった。
我々は雨具を脱ぎ、シールドをクリアーにし、水分を補給して体調を整え、これから始まるスペシャルステージに向け準備する。
|


歌登まで来ると青空も見えていて路面も完全なドライ、我々は雨具をしまって出発する。
|
これから向かう歌登〜下川間には大きな峠が3つ有って、それぞれ3つのレグに分けられる。歌登を出発した我々は、まずは道道120号の第1レグに走り出したのだが、普段は殆どバイクの姿を見ない道に今日は数台のバイクと出会いましたからこれもシルバーウィークの為かな・・・?。
仁宇布から道道49号で二つ目の峠を越え道道60号に出た我々は、いつものパーキングにバイクを停め小休止とする。
|

道道49号と道道60号が交わる近くのパーキング。 ここでは青空も見え陽も射していたのだが・・・ |
我々はこれから3つ目の峠を越えて道道60号を下川まで走るのだが、この区間のハイライトはサンルダムの付け替え道路で、アールの大きな広い道が続くワインディングロードを私は大いに楽しみにしていた。
そして我々は下川に向け走り出したが、もう直ぐ付け替え道路という所で路面が濡れてきて雨が降り出す。さっきまでは良い天気で雨の事をすっかり忘れていた私は、肝心の付け替え道路がフルウエット状態にガックリでしたね・・・。
フラストレーションが溜まった状態で、私は付け替え道路が終了する少し手前で後続を待ったのだが、そこは路面もドライで空には青空も見えていた。私の日頃の行いの悪さが出てしまった格好だが、楽しみは次回に取っておきます。
メンバーが揃ったところで、我々は確認しなければならない事が有った。それは昨年のPETIT北海道でこの地を訪れた時、この近くのカレー屋さんで昼食を食べたのだが、その時メンバーがお店に帽子を忘れて来ていた。
忘れ物に気付い時、我々はここから70km以上遠くにいて帽子を取りに戻る事を諦めたのだが、またこの地を訪れるまで預かってもらう事にしていた。
あれから1年以上経っており、帽子が残っているのか店に電話を掛け確認すると、帽子の忘れ物は沢山有るようで確認出来なかった。
そこでお店に立ち寄って確認する事にしたのだが、時間もちょうど昼時でそのカレー屋さんモレーナ で昼食を取る事にいたしました。
|

下川のカレー屋さん モレーナ 到着
|
このお店にはボーダーコリーの看板犬がいるのだが、今日は外に停められた軽自動車の中で我々を出迎えてくれました。
|

看板犬の ボーダーコリー

独自の雰囲気を持つ モレーナ の建物
|
建物の横に YAMAHAの YB1(2サイクル) が置かれていたが、オーナーさんのバイクなのだろうか? YB1を見るのも久しぶりだったが、北海道では珍しいバイクと出会う事が時々有って、その度に驚かされるのである。
|

建物脇の草地に何故か YB−1 オーナーさんの愛車?
|
店内に入ってオーナーさんと挨拶を交し、先ずは帽子の確認をする。オーナーさんがそれらしき帽子を奥から出して来たのだが、それが忘れた帽子に間違いなかった。1年ぶりに帽子を手にしたメンバーは、オーナーさんにお礼を言って早速かぶっていましたね。 |

モレーナ の店内

モレーナ のメニュー 季節によって変わるようです。
|
我々は昨年も座った窓際の席に着き、メニューを開く。私は昨年 オニオンとひき肉のカレー を食べたので、今回は 豆と野菜のカレー を食べてみる事にした。ここのオーナーさんが作るカレーは、私がこれま食べた事の無い独自のカレーで、一度皆さんにも味わってもらえたらと思いますね。
|

豆と野菜のカレー ライス付 800円 野菜の味が濃い美味しいカレーでした。

オニオンとひき肉のカレー ライス付 800円
|
食事中に強いにわか雨が降ってきたのだが、山の中で我々を濡らした雨が追い着いて来たのかもしれません? その後我々はこのにわか雨に翻弄される事になるのだが、食後のコーヒーをいただきながら雨が上がるのを待って外に出ると、大きな水溜りが出来ていましたね・・・。
|

食事の間に降ったにわか雨が大きな水溜りを作っていた。
|
我々は下川の街中に在るいつものGSへ給油に向う。 |

下川のいつもの出光GSで給油 給油を終え出発しようとしたその時スコールに襲われ我々は暫し足止めされる。
|